国内交換所で仮想通貨トレード

皆さま、こんにちは。クリプトトレーダーです。本日のテーマは「国内交換所で仮想通貨トレード」です。巷にはアフィリエイト目的で仮想通貨交換所の紹介をしているページが山のようにありますが、純粋にトレード目的で選ぶにはどこがいいのか、そんな視点で紹介したいと思っています。もちろん、全部の交換所を試す労力があるはずもなく、実際に取引したことのある交換所プラス気になる交換所に絞っておりますことだけはご了承ください。紹介するのは6取引所、13市場です。それでは今回もよろしくお願いします。

取引所という用語について

コインチェックの事件が起こってから、業界に大きな変化が起ころうとしています。まずは取引所という用語ですが、そもそも その意味合いとして公的な、中央集約的なというイメージがあります。いわゆる証券取引所を連想してしまいますが、仮想通貨を取り扱う「取引所」については、補償なんて言葉はもってのほか、ただの業者取引です。

コインチェックのNEM盗難事件で色々と非難をされていますが、返してくれるというアナウンスだけでも神対応。倒産するほどの打撃であったならばNEMを持っていない個人投資家も、預かり金が全て返ってこないこともありうる。そういう類の取引なのです。

流石に取引所という言葉を使うのは誤解を招くということで、仮想通貨交換業者である今の取引所は「交換所」と呼ばれるようになってくると思われます。結局一般に浸透せずに取引所のまま使われ続けることもあるかもしれませんが、金融庁は「交換所」という用語に合わせていきたいという意図があるということだけ知っておいて下さい。

業者を相手方とする販売所より、板取引を狙う

販売所というのが存在します。これは仮想通貨交換業者が相手方となって仮想通貨の売買を提供してくれます。大変簡単で分かりやすい取引方法ですが、トレーダーは通常この方法を使いません。なぜならばものすごく手数料が高いからです。

あれ、手数料なんてとってないよと思われる方もいるかもしれませんが、これは買い値と売り値の開き=スプレッドを取ることで仮想通貨交換業者は儲けています。この開きが、他の例えば海外の仮想通貨交換業者と全然違うわけです。

ただ、業者の立場からすると在庫を抱えることにもなりますので一定以上のスプレッドを拡げることは致し方無いというところです。ですが、トレーダーとして売買を行ううえで販売所を使うという選択肢はないと考えていいと思います。

板取引を提供する交換業者

24時間の取引量を表にしてグラフ化しました。とは言っても、一日一日で数字が変わっていきますし、参考にしにくい面もありますが、大体の規模感を感じて頂ければと思います。

交換業者 通過 百万円
Zaif BTC/JPY 15,592
ETH/JPY 435
BCH/JPY 137
XEM/JPY 1,001
Coincheck BTC/JPY 16,659
bitFlyer BTC/JPY 22,507
Quoine BTC/JPY 9,165
BTC/USD 397
BTCBOX BTC/JPY 14,571
BCH/JPY 1,101
ETH/JPY 700
bitbank.cc BTC/JPY 936
XRP/JPY 9,396

オルトコインの取引

オルトコインのみを切り取ってみました。BTCBOXは全然使っていなかったのですが、なかなか取引量もあり、面白い業者と思っています。XRP(リップル)やXEM(ネム)についてはbitbank.ccやZaifがメインを占めていて、今後はその特色が前面に出てくるのではないかと思っています。

交換業者 通過 百万円
Zaif ETH/JPY 435
BTCBOX ETH/JPY 700
Zaif BCH/JPY 137
BTCBOX BCH/JPY 1,101
bitbank.cc XRP/JPY 9,396
Zaif XEM/JPY 1,001

まとめ

ビットコインを買ってみるだけというのであれば大手業者であるbitFlyerなのかもしれませんが、トレーディングを楽しむのであれば、結局は全部の仮想通貨交換業者の口座を開いてみるということになるでしょう。

まだまだ使い込んでいない業者がありますので、とことん触ってみたいと思います。この記事をヒントに皆様の行動を促すことになれば幸いです。それではよい一日を!

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    農耕型・堅実派のアルゴリズムトレーダー。夢はヘッジファンドを自動で運用することです。簡単なプログラミングからパソコンの組み立てまで全て一人でできるバランス感覚の持ち主です。 DeFi(分散金融)をわかりやすくお伝えすべく「クリプト訪ねて三千里」に挑戦しています。