エストニアが政府機関と民間企業のデータベースを相互連携させる技術としてブロックチェーンを活用している事例は大変有名ですが、ここアメリカでも同様に、政府機関がブロックチェーンを活用する事例が幾つかあります。
Voatz: https://voatz.com/
Voting Redefined ®
Voatz is on a mission to make voting safer and more accessible.
Voatzはスマートフォンで投票に参加できるようなシステムを開発するスタートアップです。今はまだ政府機関との臨床実験を繰り返している段階ですが、その内アメリカの他の州でも同様の取り組みが見られるかもしれません。
直近の事例ですと、2018年のウェストバージニア州、2019年の5月のデンバー州における投票があります。デンバー州の臨床実験については、その感想が既に投稿されていたのですが、実際のサンプルは100名ほどで、まだまだ普及には時間がかかる見込みです。州政府は引き続き、実験を続けていく方針で、ブロックチェーンをある程度評価しているみたいです。
エストニアでの電子投票が投票率を上げるに至らなかったという事実は非常に痛烈ではありまうすが、少なくとも運営側、そして投票者のコストを抑えることができるのは間違いないでしょう。
【Voatz】
・出資ラウンド(2019/6現在):Series A
・資金調達額:$9.3M
*出典はCrunchBase
https://www.crunchbase.com/organization/voatz#section-overview
・ポジションについて
2019年6月現在の従業員の数は不明。
様々なポジションを募集しておりますので、もしご関心ある方いらっしゃいましたら、お気軽に下記のお問い合わせからご連絡を!