直撃インタビューの第2弾目はLiquidty Digital。NYのミートアップにて偶然お会いして、その翌週に早速インタビューを設置させて頂きました!
Liquidity Digital は、ニューヨークを拠点にフィンテック事業を展開している会社です。そのミッションとして「金融市場でサービスが行き届いていないエリア」に新風を巻き起こすことを掲げる同社。そこでブロックラビット編集部が、その真意を確かめるため、今月4日に早速取材を敢行しました!答えてくれたのは、デジタルセキュリティプログラム責任者のAlex Yeh氏です。

デジタルセキュリティプログラム責任者のAlex Yeh氏
同氏は、さっそくLiquidity Digitalを次のように定義。ー「グローバルに世界の投資家と質の高いトークン発行者を結びつけるデジタルセキュリティのプラットフォームの構築。それが私たちのやっていることです。」
とはいえ、ミッションにあった「市場でまだサービスが行き届いていないエリア」とは、一体どういうことなのでしょう? 通常、アセットへの主な投資は銀行といった大規模な機関によって行われるものと決まっています。そうすると、より小規模なプレーヤーは置いてきぼりになってしまい、資本の分配は不均等になります。Yeh氏はこれについて、「銀行がリテール[中略]つまり小口の人たちに証券を売りたくないということではないんです。そうした事業を展開するコストが実際には問題なのです」と指摘しました。
Liquidity Digitalなら、このサイクルに一石を投じることができると言いいます。「私たちなら、小規模の顧客にアプローチをかけることができますし、それだけでなくグローバルな投資も同時に展開できます。」同社が構築したプラットフォームにより、小口の顧客が世界規模で投資できるようになることで、市場に多大な資本を流入させられるというわけです。
最後にYeh氏は次のようにまとめてくれました。「実際どのようにして金融の世界に一波乱を起こすのだ、というブロックラビット編集部の質問に対する答えは、私たちが世界各地でこれまで置き去りにされていた投資家に質の高い取引をもたらしている、ということにつきます。それ自体がすでにとても高潔な状態だと私は思うんです。投資家にとっては、同時にフィールグッドな気持ちのよい投資といえるでしょう。」
トークン発行者が完全に透明かつ公的規制に準拠したデジタル証券を発行・管理し、証券発行後にユニークな柔軟性をオファーしたり、アクセシビリティと効率の向上がはかれるエンドツーエンド型プラットフォーム…。Liquidity Digitalが私たちに与えてくれる「手段」で何ができるようになるのか、さらに「深入り」した英語オリジナルのインタビューも、ぜひ(こちら)からお読みください!
[…] “資産のトークン化”はNYにおいては非常にホットトピックとなっており、今多くのプレーヤー達がこの分野で群雄割拠しています。(AlphaToken、Liquidity Digital、Securitized、Etc)このトークン化のプラットフォームを誰が征するのか、非常に面白い概況です。 […]