クリプト訪ねて三千里:第21話 BlockApps

みなさま、こんにちは!NYのスタートアップらを毎日取り上げるコラム『クリプト訪ねて三千里』です。まだまだこのConsenSysというNYのBlooklynに拠点を置くEtheruem系最大の団体が支持するスタートアップらを取り上げていきます。今日はBlockAppsという企業をご紹介していきたいと思います!

BlockApps: https://blockapps.net/

エンタープライズ向けBaaS(Blockchain-As-A-Service)のSTRATO

 

BlockAppsは企業のBlockchain開発をより早く、効率よくするために独自のプラットフォーム”STRATO”を提供するプロバイダーです。企業らが一からプロトコルの開発をしなくても済むように、BlockAppsのプラットフォーム(テンプレート)を提供、開発支援、カスタマイズを請け負っています。

具体的には、BlockAppsのBlockchainプラットフォームでは、下記のようなパッケージなっているようです。

 

・ブロックチェーンを管理できるダッシュボード

・REST APIで簡単にブロックチェーンへ接続できる仕様

・ビジネスの規模に応じてスケール

・ローカルもしくはクラウドでブロックチェーンを稼働

・BlockAppsの提供するREST APIを繋いで、Blockchainをバックエンドにウェブアプリの構築

 

また、既にFortune500の企業らともパートナーシップ(どのような内容かは未記載)があるようですね。

価格も明示されており、BaaSモデルらしい月額のお支払。独自にホスティングをするのかBlockAppsでホスティングするのかで価格は異なります。


この手のプロバイダーは最近非常に増えてきており、ブロックチェーンへ企業が参入する障壁を押し下げてくれる手助けを行っているため界隈全体にとっては大変有意義な活動ですね!

1 個のコメント

  • […] 最近はInfuraのようなBaaS(Blockchain-As-A-Service)が目立ってきているような印象もあります。今まで”クリプト訪ねて三千里にて”取り上げたBlockApps、BlockStackもInfuraの同業他社です。厳密にいえば、彼らが提供するものは若干異なりますが、特に取り上げるとしたら、上記の2社との差別されている特徴は、InfuraはEtheruemとIPFSにAPIで接続できる点でしょうか。 […]