みなさま、こんにちは!NYのスタートアップらを毎日取り上げるコラム『クリプト訪ねて三千里』です。あっという間に一桁を超えそうですが、今後もこの勢いで続けていけるか少々不安になってきました。。笑

BlockFi: https://blockfi.com/
クリプトを担保にしてUSドルを、BTCとETHを預けて6.2%の年利を
BlockFiは2019年のConsensusのスポンサーとして名を連ねている今NYで勢いに乗っている企業の一つです。Chief Risk OfficerであるRene Van Kesteren(元Bank Of America Merrill LynchにてManging DirectorとしてClearing/ Prime Brokerageとして従事)の下、2つのサービスを提供しています。
1)BTC、ETH、LTC担保型USドル貸付サービス
2019年4月現在、$25,000を借りるために約9BTC*を担保に入れる必要がありますので、倍以上のクリプトを担保として入れる必要があります。(*1BTC=約59万円)
2)顧客にBTC、ETHを預けてもらい、代わりに金利を支払う預金業務
金利の捻出元は、機関投資家や暗号通貨取引所への貸出だと考えられます。(HPには、Institutional and corporate borrowerと記載)
2019年4月現在まで市場が低迷していたため、かなりの預金額をBTCとETHで請け負うことができたのではないでしょうか。クリプトをもっていた人々は現金化せずそのままHODLをしていたようですから。
4月9日現在では、市場がBULL傾向となっているためBlockFiも何らかの影響を被っているとは思いますが、最近はこの手のクリプトレンディングも相当頭角を表してきています。
ちなみにNY州は規制が厳しいため、BlockFiのように隣のNew Jerseyでライセンスを取得して、実質的にNY州の顧客を相手にするケースが多々あります。彼らが拠点を置くJersey CityとManhattanは車でおよそ20分程。
【参考文献】
1]The Block: BlockFiに関連する記事
https://www.theblockcrypto.com/?s=blockfi
2]Coindesk: 2週間で25億円分のクリプトが集まった
3]AMB Crypto: BlockFi 金利の切り下げ発表について
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