暗号資産を保有するということは、自分の秘密鍵を所有することを意味し、その秘密鍵を安全に保管するためには、ハードウェア・ウォレット、ペーパー・ウォレット、ソフトウェア・ウォレットのどのような方法で保管すべきかを選択しないといけません。自分の秘密鍵を所有するための最良の方法は何でしょう?暗号資産を取引所に置いておくことは安全ではないのはもちろんですが、保管方法については便利なものもあれば、より安全なものもあります。
ソフトウェアウォレット
ソフトウェアウォレットは、パソコンやスマートフォンにインストールして使いますが、オンラインであることからホットストレージに分類されます。
長所:セキュリティレベルが高く、自分の秘密鍵の所有権を持てます
短所:ホット/オンラインであるため、ハッキングやウイルスからの保護ができません
ペーパーウォレット
コールドストレージに分類されます。公開鍵と秘密鍵の物理的なコピーを紙に印刷します。
長所:セキュリティレベルが高く、自分の秘密鍵の所有権を持てます
短所:紙製のウォレットは破損しやすく、燃えたり、コピーや写真撮影が容易など便利とは言い難いです
ハードウェアウォレット
ハードウェアウォレットは、暗号資産を保管する最も安全な方法と言われており、秘密鍵を外部のデバイスに保存します。コールドストレージに分類されます。
長所:最高レベルのセキュリティで秘密鍵の所有権を持ち、かつ秘密鍵がオフラインで保管されています。付属アプリを使用することで、すべての取引の確認や管理をすることができます
短所:DeFiアプリのようなブロックチェーンアプリケーションにアクセスするには、自分の資産をオンラインに戻すといった追加のステップが必要になります
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BlockRabbit『クリプト訪ねて三千里』とは。
第596話からのターン。バトンタッチを受けたcryptoトレーダーは、DeFiとは何ぞや?ユーザー目線でコツコツ嚙み砕いていくコラムを書いていきます。
~第595話まで
現在の実態経済からは少し離れたところに、もう1つの経済圏がブロックチェーンによって興ると考えるShoが、その興隆を追っていくために毎日1社ずつ界隈のプロダクトを紹介していく超短編気まぐれ日刊コラムであり、メディア記事も幾つかピックアップしてお届けしておりました。
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