やはりETHネットワーク間の交換は高くて、60ドル分を移動させるのに40ドル引かされる計算になります。この40ドルは流動性供給者が持っていくことになるのですが、今の状態だとセコセコと動かすよりは寝かせておくほうが無難というものです。そして、この状態はもう半年以上も続いています。
さて、今日のお話はネットワーク間のブリッジです。今、手数料が安いネットワークBSC(バイナンススマートチェーン)や、xDAI(クロスダイ)、Matic(Polygon)(マティック・ポリゴン)がありますので、その中にさえ入れることができれば安くスワップできるのですが、そのネットワーク間を移動するためのブリッジという技術が存在します。それをまとめたサイトがあったのでご紹介いたします。
ETH<>Polygon<>xDAI<>BSC クロスチェーンのブリッジを巡る旅
クロスチェーンの相互運用性とは、トークンが複数のブロックチェーン上に存在できることを意味します。トークンは実際にはそのネットワーク(チェーン)から離れることはできないので、あるチェーンにトークンをロックし、別のチェーンにそのトークンのラップ(合成)バージョンを作成することで相互運用を実現しています。ラップされたバージョンのトークンが元のチェーンに戻されると、そのトークンは燃やされ(破壊され)、元のトークンがリリースされます。
リンク先の表は印刷して持っておいたほうがよいです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
BlockRabbit『クリプト訪ねて三千里』とは。
第596話からのターン。バトンタッチを受けたcryptoトレーダーは、DeFiとは何ぞや?ユーザー目線でコツコツ嚙み砕いていくコラムを書いていきます。
~第595話まで
現在の実態経済からは少し離れたところに、もう1つの経済圏がブロックチェーンによって興ると考えるShoが、その興隆を追っていくために毎日1社ずつ界隈のプロダクトを紹介していく超短編気まぐれ日刊コラムであり、メディア記事も幾つかピックアップしてお届けしておりました。