DEXとDeFiを使い分けることが初心者からの脱却の一歩です。
分散型取引所(DEX)は、分散型金融(DeFi)のサービスの一部であり、分散型の世界の中ではDEX=取引所と言いかえてもよいでしょう。
取引所とはすなわち暗号資産(トークン)を売買・交換ができる場所ですね。デックス(DEX)と言うときは、ビットフライヤー、コインチェック、東京証券取引所などをイメージしながら話をするとよいですね。
分散型金融(DeFi)は金融業界そのもので、ローン、信用取引、金利などが出揃ってきています。 Decentralized(分散型):デ・セントラライズドは一種のキーワードであり、脱金融の金融とも言えます。
これも、暗号資産・デジタル通貨そのものがブロックチェーンでリンクしていることから生まれた世界でもあります。もう中央集権でやっていく時代ではなくなっているんですねぇ。国家や規制当局から見たら恐ろしい思想でもあります。
デ・セントラライズドは個人の働き方にも直結しています。ブロックチェーンのように個人同士の結びつきが強力になれば、企業に所属するということが何の意味も持たなくなります。いや、そういうことに気付いて場所を提供している企業が台頭することになるというところでしょうか。
至る所でデ・セントラライズドのムーブメントが起こっています。ちょっと話が脱線してしまいましたが、そういう意味での冠言葉がデ・セントラライズドのDe、そしてDEXとDeFiはExchangeとFinanceをくっつけたものとして理解しておきましょう。
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BlockRabbit『クリプト訪ねて三千里』とは。
第596話からのターン。バトンタッチを受けたcryptoトレーダーは、DeFiとは何ぞや?ユーザー目線でコツコツ嚙み砕いていくコラムを書いていきます。
~第595話まで
現在の実態経済からは少し離れたところに、もう1つの経済圏がブロックチェーンによって興ると考えるShoが、その興隆を追っていくために毎日1社ずつ界隈のプロダクトを紹介していく超短編気まぐれ日刊コラムであり、メディア記事も幾つかピックアップしてお届けしておりました。