クリプト訪ねて三千里:第596話
(分散型取引所)DEXとは?

DEXって何?と聞かれるとなんて答えますか?

暗号資産業界の人でもなかなかわかりづらいこの用語をできる限りシンプルに伝えたいものです。
エレベーターピッチ(15~30秒という短時間で行うプレゼン)ができればいいですよね。

 

まず、本来の単語と日本語の意味を理解しておきたいところです。ああ、DEXってその略なのか~ってわかると腹落ちしやすいです。
「Decentralized Exchangeのことで分散型取引所という意味になります。」

 

続いて対義語を示してイメージを持ってもらうのがよいと思います。分散型取引所の「分散型」ってそもそも意味不明ですからね。
「ビットコインなど暗号資産の取引ができるビットフライヤーやコインチェックが従来の取引所のことで、
 これら取引所では取引をするのに口座が必要ですが、DEXはユーザーを管理していないんです。」

これで説明が終了ですが、「つまり」という言葉を使ってさらにまとめると効果的に伝わります。
「つまり、口座開設しなくても暗号資産の交換・取引ができる場所ですね。」

 

これって破壊的ですよね。もう金融業者が不要の仕組みなのです。NTTドコモの株をトヨタ自動車の株に取引所経由でなくても交換できるってことですので。

 

 

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BlockRabbit『クリプト訪ねて三千里』とは。

第596話からのターン。バトンタッチを受けたcryptoトレーダーは、DeFiとは何ぞや?ユーザー目線でコツコツ嚙み砕いていくコラムを書いていきます。

~第595話まで
現在の実態経済からは少し離れたところに、もう1つの経済圏がブロックチェーンによって興ると考えるShoが、その興隆を追っていくために毎日1社ずつ界隈のプロダクトを紹介していく超短編気まぐれ日刊コラムであり、メディア記事も幾つかピックアップしてお届けしておりました。

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ABOUTこの記事をかいた人

農耕型・堅実派のアルゴリズムトレーダー。夢はヘッジファンドを自動で運用することです。簡単なプログラミングからパソコンの組み立てまで全て一人でできるバランス感覚の持ち主です。 DeFi(分散金融)をわかりやすくお伝えすべく「クリプト訪ねて三千里」に挑戦しています。