クリプト訪ねて三千里の第34話でも取り上げたTheTie。若干23歳にして、ヘッジファンドを顧客に持つFloating Point GroupのJohnから紹介していただいたスタートアップですが、TheTieの創業者であるJoshua(トップ画)もJohnと同様に相当の切れ者でした。今回の記事ではより詳しく、TheTieが提供するサービスをご説明させていただきます。

基本的にTheTieが提供するデータは無料です。無料でこのクオリティーのデータを提供している企業はまず界隈全体を見渡しても見つけることはできません。すごすぎます。。。

 

さて、トップ画面で確認できるのは著名なクリプトのマーケット情報。

グラフにカーソルを当てると当時のセンチメントスコアとグラフの動きを見比べることができます。センチメントスコアが低くなると、マーケットが売り気配という実に可視的で簡単なものです。しかし、このセンチメントスコアをはじき出すためには非常に膨大な量のデータを読み込み、処理する必要があります。

 

 

 

TheTieでは、SMA(Social Media Analytics)というデータアナリティクスの巨人と協業して、8億とというツイートをTwitterから読み込み、それらを独自のアルゴリズムで精査してセンチメントスコアを算出しています。というのも、全てのツイートがマーケットに関するものではなく、中には大して関係のないもの、中身のないものがほとんどです。TheTieではそれらのツイートを省いて、しっかりと投資家、トレーダーらのセンチメントを評価できるようなものだけを選別しています。

 

また、TheTieではキュレーションのような機能もあり、数百ものメディアと連携させることで、あらゆるニュースを1つのプラットフォームで確認することができます

 

 

更に、彼らが注目を浴びる理由は、その情報の正確性にあります。センチメントだけでも非常にユニークですが、TheTieは取引所のFake Volume(虚偽の取引ボリューム)を精査することができます。下図の赤枠をご覧いただければよくお分かりいただけるかと。多くのクリプトにおいて、表示されている取引ボリュームはかさ増しされている、もしくは誤って算出されたものだと容易に見ることができます

 

 

TheTieは透明性向上のために、自分たちがどのような方法でセンチメントや取引ボリュームを算出しているのか開示しています。それほど、自分たちに対する自信があると同時に、透明性への飽くなき想い、その重要性を理解しているからこそだと思われます。

 

これだけでもお腹一杯のコンテンツですが、彼らは近いうちに新しいBinannce、Bitfinex、BitMex等の著名な取引所をアグレゲート(統合)した取引プラットフォームをリリース予定です。トレーダーはわざわざニュースサイトを幾つも巡回する必要がなく、またタブ1つで、複数の取引所でトレードができるようになるのです

 

その他にも、大きなニュースを控えているTheTieの動きには今後も要注目です!

 

One thought on “TheTie: “本物”の情報でトレードしよう!”

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