あっという間にもう年末が近づいてきました。仮想通貨、来年はどうなることやら。
それにしてもビットコインの上昇はすごいですねぇ。早速相場分析に行きましょう。
1.相場分析
以下のチャートをご覧ください。トレンドラインは引き直してあります。
(12/9/2017 20:45頃 at NYC)

黄色の縦線で挟まれた範囲が今週月曜日(12/4)から今日(12/9、土曜日)までの範囲になります。
前回の記事(ここにURL)で私は、「直近高値を越えて終値が確定した緑の縦線の次の足でエントリーします」
「損切りは直近安値(緑の横線付近)です」と申し上げました。その結果損切りにもならず、見事今週の上昇トレンドに乗ることができました。
決済ですが、陽線が連続した後の最初の長い陰線の終値で決済したと思います。理由は大きな陰線であり、終値がその前の陽線の始値を割ったからです。こういう時は注意が必要です。大きな陰線とはいえ、それでも割りと利益にはなったと思います。
そしてその後は、今週の最後の陽線確定直前に小ロットでエントリーします。理由は、
- 陽線の終値付近で、前の足(陰線)の始値をブレイクしそうなこと。これをもって押し目をつけて再上昇を始めたと判断します。
- ここ最近、月曜日にはしばしば窓を開けて始まっているので、今週の相場が閉まる前にエントリーしたい。
- ただしトレンド転換の可能性を考えて小ロットでエントリーし、損切りは引き直したトレンドラインと、ボリンジャーバンドの中心線を割った辺りにする。
です。来週の月曜日が楽しみです。
2.窓を開ける
上記の相場分析で私は、相場が「窓を開ける」ことに言及しました。ご存じの方も大勢いらっしゃることと思いますが、この「窓を開ける」とは、前週の終値と今週の始値が大きく乖離していることを意味します。例えば今週の始め(左側の黄色の縦線)やさらにその前の週の始値(一番左側の、ピンクの縦線)で「窓を開けて」います。
なぜこのようなことが起こるかというと、チャートがクローズした後の週末でも取引が行われているからです。例えばイスラム圏は欧米とは暦が違いますので、週末でも取引が行われることがあります。また時間外あるいは取引所外取引も行われます。
重要なのは、窓を開けた場合相場がそれを埋めるような動きをすることです。これは勿論必ずそうなるということではありません。しかし私がトレードしていると意外とそのようなケースを目にします。なので自分の中では「窓を開けたらそれを埋める動きをすることが多い」と思いながらトレードしています。
ただビットコインのチャートでは、今はあまり見かけません。これはそれだけ上昇の勢いが強いので、「窓を埋める」、つまり一時的に下落することがあまりないのではないか、と思っています。
来週の始値が楽しみです。
それでは次回またお会いしましょう。
最後までお読み頂きありがとうございました。