クリプト訪ねて三千里:第772話
金融の人

金融の人(既存金融の専門家)がビットコインを理解しない理由

英語の癖が強いのでうまく意味を捉えられているかどうか自信ありません(笑)

 

金融の人は、重厚な肩書き、何十年もの経験、権威あるメディアへの出演、そして多くの支持者を抱えています。現状がうまくいっているので、ビットコインのような小さな資産を無視しても、何も起こりません。クビにもならないし、説明責任もありません。

暗号資産を知って間もない新人が自分で調べて、そして専門家(金融の人)の意見を聞こうとしますが、専門家がきちんと説明をしてくれないので歯がゆい思いをしていることでしょう。金融の人が「ビットコインは信用できない」と言えば、その実績を裏付けとしてビットコインは信用できないのだと納得することにもなるでしょう。

本来、社会に対しての影響力が大きければ大きいほど、説明責任も大きいはずです。しかし、それは私たちの社会では正反対で、影響力が大きければ大きいほど、アンタッチャブルな存在に自由な発言はできなくなるのです。首相が「ぶっちゃけ、マスクなしでよくね?自己責任でしょ。」なんて言おうものなら大変なことになります。ビットコインはどの教科書にも載っていないし、世界で初めて体験している事象です。博士たちはビットコインを自分たちの理論に組み込もうとしていますが、理論などお構いなしにそれらに反してビットコインは機能しています。

ビットコインは破壊的イノベーションです。金融の人にとって(学歴含めて)過去の実績を作る努力をしてきたのに過去の実績が役に立たないのは納得できません。金融の人が焦るのは当然ですが、しかし飛び込まないとクビが待ってるよというのがビットコインワールドからの忠告でもあります。

なかなか厳しい指摘ですが、これは金融の中のアセットクラスにも言えることであり、債券、金利、株式、デリバティブ、クレジット、不動産など多くの部門がありますが、多くの整理があったことを考えると納得できるのではないかと思います。マネックスGの松本大社長は成功事例なので例に挙げますが「元債券トレーダー」って結構ゴロゴロいるんですよね。感度の高い人が転向していくのが現状かなと思います。

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BlockRabbit『クリプト訪ねて三千里』とは。

第596話からのターン。バトンタッチを受けたcryptoトレーダーは、DeFiとは何ぞや?ユーザー目線でコツコツ嚙み砕いていくコラムを書いていきます。

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現在の実態経済からは少し離れたところに、もう1つの経済圏がブロックチェーンによって興ると考えるShoが、その興隆を追っていくために毎日1社ずつ界隈のプロダクトを紹介していく超短編気まぐれ日刊コラムであり、メディア記事も幾つかピックアップしてお届けしておりました。

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    農耕型・堅実派のアルゴリズムトレーダー。夢はヘッジファンドを自動で運用することです。簡単なプログラミングからパソコンの組み立てまで全て一人でできるバランス感覚の持ち主です。 DeFi(分散金融)をわかりやすくお伝えすべく「クリプト訪ねて三千里」に挑戦しています。