仮想通貨のポートフォリオ管理ソフトに挑戦

皆様、こんにちは。cryptoトレーダーです。仮想通貨を売買するにあたり、いったい自分がいくら保有しているのか、日々の損益はいくらなのかを把握することはなかなか難しいものです。

私はエクセルで収益をつけていたのですが、日々記録をするだけでもそれはわずらわしい業務の一部となってしまいます。ポートフォリオで管理するプラットフォームがありますので、事例とともに紹介したいと思います。

ポートフォリオ管理ソフトの紹介

紹介する仮想通貨のポートフォリオ管理ソフトは以下の二つです。

ブロックフォリオは、スマホを使って一目で残高がわかる簡単アプリです。今はこのような非常にシンプルなものが流行(はや)る時代です。これこそ多くの方々が求めているものだと思われます。

コイントラッキングは、かなり本格的です。各取引所にAPI接続(有料版限定)もできますし、多くの取引所、様々な取扱い仮想通貨をカバーしています。デメリットは英語のみの提供というところでしょうか。あとはコインチェックやビットフライヤー等の国内取引所をカバーしていないことです。ですが、カスタマイズで作れますのでそれほど不便には感じません。カスタマイズができることからコールドウォレット(インターネットと切り離して仮想通貨を保有)にも対応しています。

今回はソフトウェアの比較というよりは用途に応じて使うという観点で話を進めていきたいと思っております。

仮想通貨トレーダーのポートフォリオ

個人を例にとって考えます。
コインチェックで以下の仮想通貨を保有

  • BTC 0.2枚
  • NEM 5枚

ポロニエックスで以下の仮想通貨を保有

  • BTC 0.1枚
  • ETH 10枚

これだけだと一回の手計算でこと足りるかもしれませんが、日々の計算をするのはやはり面倒です。ただ、把握したいだけ。そのニーズに応えてくれるのがポートフォリオ管理ソフトです。

ブロックフォリオに登録

スマホに「Blockfoilo」をインストールします。

こちら初期画面です。いらないコインを削除して新規のコインを登録すればいいだけですね。

こちら登録完了した画面です。残念ながらコインチェックがないので代替の取引所を選びました。全体を把握したいだけなので気にしなくていいかもしれません。あとは勝手に計算してくれるので使い方としてはこんなものでいいでしょう。

とにかくインスタントに残高が知りたいというときに重宝されます。頻繁に売買する人は手で入力をしなくてはいけませんので面倒ですが、仮想通貨の長期ホルダーにとってはこれくらいシンプルなものでいいかと思います。

コイントラッキングに登録

見たいものはほとんど見ることができるという感じですね。こちら私は既に使っており、つい先日有料版(手入力は無料、APIは有料)として使い始めたのですが、もう手放せないツールです。日刊(もしくは週刊)でレポートも送ってくれますし、記録の自動化というのもシステムトレーダーの考え方にマッチします。

単純な取引だけであれば不要ですが、複雑なトレードをしているのであれば超おススメです。以下のリンクから申し込んでいただければ10%の割引が得られます。そんなに高くありませんので、検討する価値は十分にありそうです。

CoinTracking

まとめ

今回は仮想通貨トレーディングをビジネスとして取り扱う際のバックオフィス業務に焦点を当てました。そのためのツールの一つがポートフォリオ管理ソフトです。残高把握は確かに大事ですが、過去のトレードを振り返り今後に生かすことも重要です。今回の記事でトレードの記録についてふと考えを思い巡らして頂ければ幸いです。

ABOUTこの記事をかいた人

農耕型・堅実派のアルゴリズムトレーダー。夢はヘッジファンドを自動で運用することです。簡単なプログラミングからパソコンの組み立てまで全て一人でできるバランス感覚の持ち主です。 DeFi(分散金融)をわかりやすくお伝えすべく「クリプト訪ねて三千里」に挑戦しています。