相場分析04 / 銀行間送金 in the U.S.

みなさんこんにちは。ニューヨーク在住のIchiroです。

今回の相場分析は間が空いてしまったので先週から昨日(水曜日)までを対象にしたいと思います。それからアメリカ国内の銀行間送金の事情について少しお話ししたいと思います。

1、先週と今週水曜日までの相場分析

と言っても相場分析なんて必要ありませんよね。誰が見ても一目瞭然、圧倒的な上昇相場でした。
まずは以下のチャートをご覧ください。(11/9/2017 19:00頃 NYC)
黄色の縦線で囲まれた間が先週の相場です。

私は前回の記事でレジスタンスラインを突破してサポートラインに変化したので、ボリンジャーバンドの中心線付近まで下がってきたら買いだと申し上げましたが、全然下がりませんでした。ほとんどボリバンウォークでした。これは上昇の勢いが強い証拠です。

従って私だと買いを入れることができない可能性が高かったと思います。もし買うとしたら上下に長いヒゲのある、11/2 12:00の線が確定した次の足で入ったと思います。
そして売り戻すのは、陽線がボリバンの上の線にタッチした後、陰線が2回続いた直後です。もし入ったとしてもあまり儲かっていません。

今後の動きですが、一旦レンジ相場になって前回のトレンドラインを延長した線(水色の線)、およびサポートライン(ピンク(マゼンタ)の横線)まで下がって来ましたので、ここで買ってもいいと思います。サポートラインに近いので損切りも比較的浅くて済みますし。目標とするのは直近高値です。11/8 20:00に大きな陰線をつけましたが、その前の足です。損切りはこの大きな陰線の安値のやや下になります。

現時点でも安値を若干切り上げ、高値も切り上げているので一応上昇トレンドは続いています。

ウォーレン・バフェットはビットコインをバブルと断じましたが、私はテクニカル分析が通用する以上明確にトレンドが終わるまでは追いかけるべきだと思います。トレーリングストップでついていって最後は損切りで終わればいいと思います。

さてどうなりますでしょうか。

2、銀行間送金 in the U.S.

友人(日本人投資家)に聞いたのですが、アメリカでは銀行に送金先の口座情報を登録しておけば、国内送金では手数料はただだそうです。勿論上限金額が設定されているそうですが、その上限金額も十分に高いので実質的にはまったく手数料はかからないそうです。日本だと108円とか216円とか取られますよね。これはもう殆どボッタクリですよねぇ。これはアメリカの銀行の大きな長所です。

実は私はこの記事の原稿料を、スマホにダウンロードしたアプリに自分の銀行口座情報を登録することによって、その口座に送金して貰いました。下にあるのがそのアプリのアイコンでvenmoとかcashというアプリになります。

ただ海外送金だと結構手数料を取られます。私は毎月日本に送金しているのですが、1回当たり$40取られます。つまりビットコインはアメリカ国内で送金に使われることはあまり考えられません(匿名性などはは今は考えない)。ただ海外へ送金する場合は使われるかもしれません。

でも個人が海外へ送金するなんて殆ど考えられない・・・

こともないです。

なぜかというと、アメリカ人は海外サイトからジェネリック薬を結構買うからです。私の連載記事の最初の方で、(クレカが使えないので)ジェネリック薬の代金支払のためにビットコインを買おうか迷ったことをお話ししました。
(参考記事「通貨について考えてみる」)

そうなのです。

つまり海外サイトで買ったジェネリック薬の代金の支払いこそ(何度もいうが現在はクレカが使えない)ビットコインの有望な使い途になるかもしれないのです。

今回はここまでとします。

それでは次回またお会いしましょう。

最後までお読み頂きありがとうございました。

ABOUTこの記事をかいた人

ニューヨーク在住のFX兼業トレーダー。 専業トレーダーになって経済的自由を手に入れ、英語圏で本を出版 することを目指している。