みなさま、こんにちは!NYのスタートアップらを毎日取り上げるコラム『クリプト訪ねて三千里』です。まだまだまだこのConsenSysというNYのBlooklynに拠点を置くEtheruem系最大の団体が支持するスタートアップらを取り上げていきます。今日はThe Bounties Networkという企業をご紹介していきたいと思います!

The Bounties Network: https://bounties.network/
全てのお仕事にBounty(報酬)を。
The Bounties Networkは、草の根的な社会活動やフリーランスに至る様々な仕事においてBounty(Ethereumベースのトークンならば何でもOK)を設けることで、人々の動機を刺激し、自営活動を促すことを指針として掲げています。
遠隔で働く上で人々が抱える課題に注力しながらも、より円滑なBounty支払いのために、Etheruemのインターオペラビリティ(相互運用性)問題に寄与した実績もあります。
雑に表現するならば、クラウドワークスやランサーズでクリプト支払いができるようなものですが、彼らはあくまでも分散的なP2Pエコノミーの一端を担うことを主軸に置いています。
The Bounties Networkのプロダクトは3つ。
・The Bounties Explorer: タスクの掲示板。タスク提供者はこちらにタスクを掲載することができ、人材らはこちらから案件を探すことができます。(Ethereumベースのトークンならば何でも支払い可能)
・Delphi Arbitration: おそらく支払いを円滑に済ますために、ある一定条件を満たさなければ送金が行われないという自動エスクロー口座的なものでしょうか。詳細はこちら。
・Bounties API & Components: 他の誰でもマーケットを作れるようにと、自社のスマートコントラクト、Bounties API、React UIコンポーネントをオープンソースにしています。
プロダクト自体は特に目新しさのないサービスかもしれませんが、P2Pエコノミーの一端を担うというBounties Networkのコミュニティへの寄与度は注目に値すると思います!