皆さま、こんにちは。クリプトトレーダーです。本日のテーマは「ビットコインでマーケットメーキング」です。マーケットメークとは、買い気配と売り気配を同時に出してトレーダー達を待ち構える取引手法で、マーケットメーカーが存在することが分かれば、トレーダーは安心して自由に取引が可能です。
少しプロに近いトレードで、普通一般の人がする手法としては手数料が高すぎるので採用しない取引手法です。
仮想通貨トレードの手数料体系としてメーカーとテイカーで手数料が異なることから、ひょっとしてマーケットメーキングで財をなせるのかもしれない。そんな夢のある取引手法です。
マーケットメーキングの下準備
手順はこちらで確認できます。
BitMEX Market Maker
ビットメックスというレバレッジ取引が可能な海外の仮想通貨交換業者を使います。なぜならば、BitMEXテストネットというデモアカウントでプログラム売買を試せるからです。なんと仮想通貨の仮想売買です!これ聞いても普通の人は全然意味が分からないでしょうね。
まずはアカウントの登録です。
BitMEXテストネットの口座開設
コマンドラインで以下のコマンドを実行します。Python実行環境は事前にインストールしておいて下さい。
pip install bitmex-market-maker
marketmaker setup
settings.pyというファイルが作成されますので、APIキーを入力します。
Account & Preferences -> API Keysの作成
settings.pyの中身
コマンドラインでmarketmaker XBTUSDを実行するとプログラムが走ります。
実行を止めるにはCtrl+Cのショートカットを入力します。注文履歴は以下の通りです。
マーケットメーキングのプログラム実行
感想を一言述べさせていただくと、「何が起こったのか全然わからん。」でした。レートを出していたということだけは理解できました。
設定値を少し変えて、スプレッドを0.5%から0.1%にする。サイズを10ロットにするということをやってみて約定させてみました。
マーケットメーキングは在庫を伴う取引手法で、リスクを極力減らす方向に向かわせるのがコツですが、やってみないことには感覚がつかめないです。ずっと提示しておいてコスト負けしないのであれば稼働しっぱなしでもいいかもしれません。Bitmexテストネットはデモ口座なので、やってても損はないでしょう。
まとめ
単なる紹介で終わってしまいましたが、興味を持っている方は読者の中にもいるはずです。これを機に挑戦して頂いて、進捗状況を報告いただければ嬉しいと思います。それではよい一日を!