こんにちは!ブロックラビット編集部です。今日は先日ラビットレポート(速報)でお伝えしました、「第2回LITTLE MONSTER Meet- up in Japan!」の内容をご紹介します!
カメレポートとは、当日行われた議論の一部を取り上げ、Block Rabbit編集部が独自の見解と情報を盛り込んだ深堀レポートです。
今回の記事について
今回は、ミートアップ冒頭に上がった「Blockchainが日本のラストチャンス?」という議論に着目していきます。
Block Rabbitは、新技術の可能性を確信する人と、実社会(一般の方々、ユーザー)を結びつける、その折衷点に注力し、実用的な技術の確立を微力ながらも支援していきます。
したがって、今回の記事では、なぜ今日本全体で最新テクノロジーに注目していく必要があるのか考えていきましょう!
まずはじめに
リトモンMeet-up!! Vol.2に参加してくださった皆様、会場をご提供していただいた株式会社Pasonaの石川様、誠にありがとうございました!
また、当日参加できなかった!という皆様は是非こちらのBlock Rabbitテレグラムから次回の情報を見逃さずに!
何故AIやBlockchainがラストチャンス!?
何故AIやBlockchainがラストチャンス!?
前回の勉強会では、何故既存のシステムではなくて、ブロックチェーンが必要なのか?という話題からHR、ヘルスケア、保険などを用いた例が幾つか参加者の皆様から挙げられました。
ブロックチェーンの特徴とされる、データの改ざんが実質的に不可能という点や、トラストレスな取引を可能にするという点はインターネット以来の技術革新をもたらすとと言われています。
つまり、この技術を確立してトレンドを率いることができれば、この先の10~20年は世界をリードすることができると言っても過言ではないでしょう。逆にいえば、ここの機会を逃せば、ITで負けてきた失われた20年を更に繰り返すのではないか、そんな危機感をBlock Rabbitは抱いています。
日本の失われた20年、30年に!?
上の図は2018年8月20日にダイヤモンドオンラインに掲載された過去30年の経済比較表です。
メデイアでも引き合いに出されて皆様もよく目にしているかと思いますが、ご辛抱いただければ!
平成元年には世界時価総額ランキングTOP50社に日本企業が32社含まれていたにも関わらず、今年はたったの1社トヨタ自動車のみです。
平成30年のランキングを見れば明白なように、日本がITの波に乗れなかったのは自明の理となっています。
2018年から更に30年後、このランキングはまた違った様相になるでしょう。それがBlock Chainを用いた企業なのかは私達も分かりませんが、人々の生活を変えてしまうような技術を使っているか、いないかは企業競争において非常に重要なことがこの表から理解できます。
30年でここまで企業の潮流が激しいように、今世界中では沸々と議論されている新技術が既に幾つかあります。
ブロックチェーンはそんな新技術の1つとして、世界中の有名企業等の経営者らが集まるダボス会議でも取り上げられており、そのような経緯で、Block Rabbitはブロックチェーンを追っているのですよー!
ブロックチェーンの開発が急速に進んでいるとは言われつつも、まだまだこの分野は黎明期です。2009年にビットコインが世に送り出されて9年も経っていますが、未だにブロックチェーンのアプリケーションは送金手段に留まります。(実際にはDapps等のアプリも普及していますが、世界的に浸透しているとは言えません。)
比較にはなりませんが、インターネットがマイクロソフト95の普及によって個人で扱えるものになってから、GoogleやFacebookが世界中で浸透していくにはやはり10年以上の歳月がかかっています。ブロックチェーンになぞってみれば、まだ一般の方々利用できるような下地とデザインが整っていないような段階です。つまり、ブロックチェーンの界隈では、マイクロソフト95も出ていないような状態と言っても過言ではないでしょう。要するにこの技術はまだまだこれから開発/利用される余地がある技術なのです。
経済、IT、文化等、様々な方面で世界への影響力を失いつつある日本ですが、このブロックチェーン界隈に限れば、いち早く法規制に動き、度重なる取引所の失敗を経験していることでその動向は世界から注目を集めています。
現在世界をリードしているとは言えませんが、まだアメリカ、シンガポールらに追いつき、追い越せるだけの猶予はあります。しかし、悠長にはしていられないです。新興の特に、人口、国土が小さい国は新技術の取り入れには大変積極的です。
界隈の仲間に聞いても、どこでビジネスを模索しているのか聞くと、Singapore、SFやNY、Seoul、Hong kong。勿論ブロックチェーン以外にも、山中教授がノーベル医学賞を受賞したことでも有名な再生医療を始めとするヘルスケア等、様々な技術を本気で昇華させなければ、この失われた30年は更にもう50年、60年となっていくのは想像に難くありません。
どの技術が今後の30年の社会の基盤となるのかは分かりませんが、ヘルスケア、AI、宇宙工学、自動運転、様々な分野がありますので、自分の興味があるものを突き進んでいただければいいと思います!
もし、ブロックチェーンに興味があればBlock Rabbitと一緒に次の30年を作りましょう!
次の世代のリーダーシップはどこにある?
30年前から日本の教育は変わっていないと言われる中、日本の次世代はどこにあるのか?
日本にも海外に負けず熱意や志を持った若者はとても多く、各大学でも積極的な研究、企業サポート活動などを行う学生団体も多々存在し、そして現在では卒業後、大企業を受けずに学生の頃から起業する人も出てきています。ビジネスに限った話ではなく、野球の大谷翔平選手、テニスの大坂なおみ選手、バスケの渡辺裕太選手、他にも様々なスポーツで20台前半の選手の活躍が目覚ましいです。
彼ら、1980年代から2000年代当初に生まれた世代はMillennials(ミレニアルズ)と呼ばれ、インターネットが当たり前の時代に育った世代で “デジタルネイティブ” とも呼ばれます。今の大学生からそろそろ会社で若手から中堅、あるいは役職者になり始めてきている世代の人々を指しますね。この記事の筆者を含めて、ミレニアルズはインターネットの力を自分の一部のように知覚しています。このブログに書き留めている記事が多くの方々の目に留まる可能性があることを理解しており、それを息をするかのように当然に利用するのです。世界中の様々な人々と瞬時にネットワークを通じて繋がり、送受信することができ、ふと気になったことであれば大抵のことは検索して回答を見つけることができることが当然だと思っています。
30年前の教育が実際にどんなものだったのか筆者には分かりませんが、現在の大学受験制度、画一的な教科書教育、クラブ活動、学校運営には疑問を隠せませんでした。
ネットで調べれば1分もかからず分かる単語や公式を必死に頭に詰め込み、30〜40人もいるクラスに対して毎年変わらない一方的な内容の講義。筆者自身も高校在学中は、いい大学に入ることが至上命題という意識が刷り込まれていました。
優秀な大学に入って、一流企業と言われる大企業に就職して一生を終える。本気でそう思っていたのが今では少し恐ろしいです。
今の時代、他の人とペースを合わせて、同じ内容を同じやり方で学ぶ必要はないのです。自分が関心があることを徹底的に突き詰めて、自分のペース、独自のやり方を編み出せればいいのです。勿論、土台となる基礎が前提として必要だとは思いますが。
ホリエモンさんが主導する「ゼロ高等学校」は話題になりましたよね。ゼロ高等学校は通信制の高校で、生徒はDVDや郵送された教材を使って自分で基本的な課題をこなしていきます。それと並行してホリエモンさんが持つ独自のネットワークから寿司職人や、農業、宇宙工学、和食の現場で活躍する本物のプロフェッショナルと関わる機会があります。
基本的な部分はサクッとすませて、本当に関心があることにより注力できるような環境が整えられているのでしょう。このような学校が今後も多く出てくると思っています。
いわば専門学校で大卒、高卒の資格が取れるような形態の学校です。それがおそらく一番今の社会のニーズにあっていると思います。
ゼロ高等学校さんの理念、”座学を目的にせずに行動を目的とする”。
見た目や建前ではなくて、実際に手足を動かして経験して、感じて、学ぶ。Block Rabbitもそのような場でこそリーダーシップが培われると考えます。実際に行動することの辛苦を経験して、何かを達成する。だから、隔週の勉強会では、そのような場を提供していきたいと考えています。ホリエモンさんほどではないにしてもBlock Rabbitにも各方面に人脈があります。隔週の水曜日の勉強会は有志の参加者が主導して開催に至っています。トピックにあった人材、参加者の紹介は何かのきっかけになるのではないかと信じて活動しております。
是非ご興味あればお気軽にご参加ください!
参加者の皆さま次第で議論内容が変わっていくリトモンMeet-up!!ですので、これについて議論したいという方、ちょっとあれが気になるという方大歓迎です!
この小さなプラットフォームから日本を良くしていくきっかけが1つでも生まれたらという思いでBlock Rabbitはこれからも微力ながらブロックチェーンと皆様を応援していきます。