クリプト訪ねて三千里:第1315話
誰もが注意すべき暗号通貨詐欺の手口

1.詐欺的なICO
偽のICOを捏造し、マーケティングによって誇大宣伝を行い、人々に購入するよう説得することは典型的な詐欺の一つです。

ICOは、スタートアップ企業にとって素晴らしく革新的な方法でありますが、悪用されるケースもあります。これは、短期間で100倍の利益を夢見る初心者投資家の無知に起因するものです。

2.怪しげな取引所
一度信用してコインを預けてしまうと、もう取り返しがつかないシステムです。

最初はうまくいっていた取引所も、市場の変化に対応するためのスケールアップやイノベーションに失敗し、いつの間にかお金を持ち逃げされてしまうこともあります。

3.偽物のウォレット
プレイストアには、多くの偽物のアンドロイドウォレットが並んでいます。プレイストアから適当にウォレットを選ぶのは間違いです。

4.マルチ商法やねずみ講のようなタイプの詐欺
このタイプの詐欺は簡単に見破れますが、必ず引っかかる人がいます。

利益を最大化するために新規投資家の募集を積極的に促す暗号資産プロジェクトは、ねずみ講です。後から参入した人を詐欺にかけるというモデルで動いています。

5.フィッシング詐欺
フィッシング詐欺も暗号の世界ではよくある詐欺の一種です。

6.パンプアンドダンプグループ
Telegramで検索すると、4万~10万人のメンバーがいる暗号グループがたくさん見つかります。

そのようなグループで何をやっていると思いますか?そのようなグループは、時価総額の低いアルトコインの価格を操作するためのツールなのです。

素早く最初に行動した人が有利になり、少し遅れた人はわずか数分で価格が急落し、苦しむことになります。

7.なりすまし
これは、最も巧妙な詐欺の形態です。この種の暗号詐欺では、詐欺師がTwitterやFacebookの偽アカウントを作成し、本物の合法的なプロジェクトやその背後にいる人物になりすまします。

また、詐欺師は暗号取引所のサポートスタッフとして活動し、暗号資金をだまし取ることも始めています。

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BlockRabbit『クリプト訪ねて三千里』とは。

第924話からのターン。暗号資産、DeFi、NFTに感化された新進気鋭の若手が定期的に登場します!
ユーザー目線でコツコツ嚙み砕いていくコラムもあり、アメリカ発の最新情報など絶妙にサンドウィッチされて生きた情報をお届けいたします。

第596話~第923話まで、バトンタッチを受けたcryptoトレーダーは、DeFiとは何ぞや?ユーザー目線でコツコツ嚙み砕いていくコラムを書いていきました。

~第595話まで
現在の実態経済からは少し離れたところに、もう1つの経済圏がブロックチェーンによって興ると考えるShoが、その興隆を追っていくために毎日1社ずつ界隈のプロダクトを紹介していく超短編気まぐれ日刊コラムであり、メディア記事も幾つかピックアップしてお届けしておりました。

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ABOUTこの記事をかいた人

農耕型・堅実派のアルゴリズムトレーダー。夢はヘッジファンドを自動で運用することです。簡単なプログラミングからパソコンの組み立てまで全て一人でできるバランス感覚の持ち主です。 DeFi(分散金融)をわかりやすくお伝えすべく「クリプト訪ねて三千里」に挑戦しています。