暗号資産分析サイトのCoinMarketCap(コインマーケットキャップ)にDeFiセクションがあります。リンクはこちらです。
作成したグラフは、DeFi銘柄の時価総額をプロットしたものです。横軸は十億円で対数目盛ですからご注意ください。対数目盛は見やすくしたかったというのが理由で、上位銘柄がサイズをほとんど占めると捉えて下さい。

続いてCryptoCompare(クリプトコンペア)のDeFiセクション:取引所も見てみます。チェーンリンク(Chainlink)にフォーカスすると、取引可能な取引所を確認することができます。読者に嬉しい独自の格付け(AA~BBまで)もあります。

DeFi銘柄をCEX(中央集権型取引所:紳士的にシーエックスと発音しています。)で取引できるというわけですが、CEX(シーエックス)での取引は単なる投機、保有のためという目的になるかと思います。DeFi銘柄は利回りを稼げるイールドファーミングという運用モデルもありますので、DeFi銘柄を持つというだけだと他のビットコインやイーサリアムと何が違うの?ということになりかねません。
今年7月のコインデスクのチェーンリンク(Chainlink)の説明記事ですが、面白いことが書かれているのを発見しました。
「チェーンリンクを取り巻く状況は、誰も何も理解していないことを証明している。暗号資産のファンダメンタルズは基本的にはマクロな市場心理、錬金術、そして動物的な衝動。私はチームが取り組んでいることは大好きだが、トークンは途方もないことになっている。理解できない」
まあ、わからないことが多く投機的に価格が上がっているだけとも考えられます。期待感が膨れ上がっているということは確かなようです。一発屋芸人も、当たらない芸人よりはマシということ。一発屋なのかそうでないのかはプロジェクト次第です。
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BlockRabbit『クリプト訪ねて三千里』とは。
第596話からのターン。バトンタッチを受けたcryptoトレーダーは、DeFiとは何ぞや?ユーザー目線でコツコツ嚙み砕いていくコラムを書いていきます。
~第595話まで
現在の実態経済からは少し離れたところに、もう1つの経済圏がブロックチェーンによって興ると考えるShoが、その興隆を追っていくために毎日1社ずつ界隈のプロダクトを紹介していく超短編気まぐれ日刊コラムであり、メディア記事も幾つかピックアップしてお届けしておりました。







