分権的なファンド運営プロトコル!クリプト訪ねて三千里:第127話 BeToken

僕が暗号通貨を触り始めたのは2016年頃、CoinCheckではDAOが売買でき、大きいときは一日で40%程の値動きがありました。その後The DAOはハッキング被害に遭い、彼らの夢は潰える形となりましたが、その影を見られるようなThe DAOの意思を引き継いだプロジェクトを今でも確認することができます。

BeToken:https://betoken.fund

Crowd-powered asset management protocol

BeTokenはコミュニティで運営される、オープンソースで、誰でもアクセスできる”アセットマネジメント プロトコル”を提供しているスタートアップです。

ユーザーは、Eth WalletをBeTokenに接続して、BeToken Share Tokenを購入することができます。このトークンはファンドの所有権で、利益が出た場合にはその保有数に応じて配当を得る形になります。出資した元金であるクリプトはスマートコントラクト上にロックされて100%担保を取りますので、BeTokenはNon-Custodialな分権型ファンドとも言えます。

 

また、BeTokenのファンドマネージャーはパフォーマンスや貢献度に応じて、ファンドが稼いだ利益の20%を分配される体制となっています。現在は132名のファンドマネージャーがBeTokenの運営に関わっており、AUMは$25k程。今月のパフォーマンスは-25%と悲惨な数字で、少人数のファンドマネージャーで運営されるべきなのか否か、しばらく動向を見守りたいと思います。

 

そして肝心のスマートコントラクトはSolidifiedから監査を受けていますので、今のところ決定的なバグは検知されていない模様です。

 

【BeToken】

・出資ラウンド(2019/7現在): –

・資金調達額:-

・ポジションや提携について

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