Minecraftをはじめとするゲームプラットフォームの開発者たちが、NFTと暗号通貨の潜在的な危険に対する認識を高めるためのオンラインガイドと、それに相応する誓約書を発表した。ゲーム開発者と仮想通貨業界の中で起きている、攻防が激化したものと見られる。
MinecraftメーカーのMojangStudiosの開発者を多数含むグループClimateReplayは、NFTの誓約書に署名するよう世界中の開発者とゲーマーに要請した。 何よりも、教育ガイドの形で書かれたこの誓約書は、ゲーム開発者にNFTの潜在的な危険性を環境的、金銭的、精神的健康上の観点から評価するよう要請した。
誓約書は、ユーザーが課題やクエストを完了して仮想通貨とNFTを稼ぐ、いわゆる「Play-to-Earn」ゲームを具体的に指定した。 開発者は、ゲームは仕事ではなく楽しいはずだと主張した。
「重要なリスク要因と問題を無視するNFTおよびその他のデジタル所有権の採用者は、すべての人にとっての公平で持続可能な存在を作る努力を台無しにする」と、この誓約書には書かれている。 「ゲームにおけるNFTは、プレーヤーに意味のある価値をもたらさない。」
文書が公開されて1週間後、この誓約書にはまだ72人の署名しかない。
誓約書の立案者たちは、文書は幅広い開発者の連合の考え方を表していると述べている。 MinecraftのコンセプトアーティストであるMarianaSalimenaは、Decryptに、この誓約は「Minecraftを組織として表現することを意図しているわけではない」と語った。
この誓約書を共同執筆したCoryScheviakはClimateReplayのDiscordグループで「このガイドの目標はNFT/ブロックチェーンに関する中心的な情報源として、NFTとデジタル所有権に関するリスク、環境コスト、コミュニティ/開発者の感情にも注目するようにすること」と書いた。 「私たちの希望は、これを業界全体に広げ、できるだけ多くの企業や個人が署名できるようになることだ」と同氏は語った。
Scheviakは日曜日、72人の個人の他に5社が署名したが、ClimateReplayは彼らの署名を検証中だと付け加えた。
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