単純化しすぎかもしれませんが、レイヤー1は、イーサリアムやビットコインのような分散型プラットフォームが機能するベースレイヤー(またはメインネットワーク)とみなされることが多いです。
ETH2.0は何をするのか?
イーサリアムのメインネット(レイヤー1)は強力なセキュリティと分散化を提供することに貢献してきましたが、スケーラビリティ(特に取引スピードと手数料)などの他の側面は代替ブロックチェーンと比較して遅れています。ネットワークが活発な時期にはデータの輻輳(ふくそう)が起こり、取引手数料がますます高くなり、イーサリアム上の一部のdAppsのパフォーマンスが低下するなど、さまざまな要因が重なっています。
上記の理由(およびその他)により、レイヤー2が誕生しました。メインネットの分散型セキュリティモデルなどの利点を維持しつつ、メインネット外でトランザクションを処理することでアプリケーションの拡張を支援するために設計されたソリューションの総称として、レイヤー2はメインネットの上で機能する追加のネットワークです。Ethereum 2.0は、Ethereumブロックチェーンのアップグレードで、スピード、効率、スケーラビリティといった現在のボトルネックに対処するものです。
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現在の実態経済からは少し離れたところに、もう1つの経済圏がブロックチェーンによって興ると考えるShoが、その興隆を追っていくために毎日1社ずつ界隈のプロダクトを紹介していく超短編気まぐれ日刊コラムであり、メディア記事も幾つかピックアップしてお届けしておりました。