Airbnb やドロップボックスなどに投資をしたことで世界的に有名なYコンビネーターが2016年に出資をしているということで話題の暗号化技術を専門に取り扱いプライバシー分野のソリューションを提供するNuCypher。今回初めてワークショップという形で”ブロックチェーンを活用した新しいプライバシー保護”というテーマで日本でワークショップを行います。
NuCypher ウェブサイト:nucypher.com
NuCypher に関するブロックラビットでの過去記事:NuCypherのセキュリティに対する誠実さと実直さは今後のスタンダードになる?
NuCypherは、KMS(Key Management Service)の専門集団で、特にプロキシ再暗号化(RFE)や完全準同型暗号(FHE)を扱う、正に暗号技術を専門に扱う技術者集団です。欧州や欧米では既に、社会的に注目を集めているトピックということもあり、非常に有意義なワークショップになることを期待しております!
Workshop 概要
ワークショップ日程: 2019年1月19日, 1月26日 (両日土曜日 合計2日間講義)
時間:午前10時 – 12時
場所: BEENOS株式会社 東京都品川区北品川4-7-35御殿山トラストタワー7F
内容: ・不必要な復号化を省きながら利便性を保つにはどうしたらよいのか ・NuCypherのソリューション、プロキシ最暗号化と準同型暗号化の紹介 ・現在の暗号化の限界・特に非対称暗号方式のリスクとスケーラビリティ ・ユースケースのご紹介: 暗号クラウドソーシング *講師の二人はビデオの参加となりますが、デモのご紹介や軽いワークを取り入れてインタラクティブな内容を企画しております。
対象: ブロックチェーン開発経験者(推奨)。但し今後学ぶ意欲がある方も大歓迎です。
人数: 30名限定
参加費: 無料(交通費、宿泊費は自己負担)
リモート参加: ストリーム配信も予定しております。
1月19日(土)講師:Arjun Hassard (アージャン ハサード)
京都大学エネルギー社会・環境工学で博士課程を修了し、Facebookを始めとする様々な企業でソフトウェアエンジニアとしての腕を磨く。
1月26日(土)講師:John Pacific(ジョン パシフィック)
コンピューターサイエンスにおける名門、ユタ大学からスタートアップに身を投じ、サーバー構築からVoIPまで作り上げた経験等の様々な場数を踏んだエンジニア。