まだまだクリプトの経済圏は他の既存マーケットに比べると小さい(パチンコと同規模の市場だといえば、大きいようで、意外となじみがない)ですが、既に界隈に足を踏み入れている人からすれば、大きなニュースが毎日飛び込んできては、新しい技術が掘り起こされ、日々一喜一憂する毎日です。そんな隆盛の時期のさなかでも、セキュリテイは皆一様に重要視しているトピックの一つです。

Fireblock: https://www.fireblocks.com/
A completely new way to securely transfer digital assets
Fireblockはクリプト資産を簡単、確実、安全に管理できるプラットフォームを開発するセキュリティスタートアップです。
現在、クリプトを送受信する際には、ウォレットアドレスをコピー、パスワードをコピー、ログインして、とセキュリティ的にも、人為的にもミスが生じやすいプロセスが幾つも存在します。
勿論実際のトランザクションを実行する前には、”目視”でコピペしたアドレスに間違いがないか確認しますが、こんな危なっかしいトランザクションを機関投資家らが行うには、リスクが大きすぎます。というのも1つの送受信額が桁違いに大きいことは、OTC業務、それに付随する様々なカウンターパーティーのコンタクトリストの複雑か、複数のカストディアンからの出金処理等、入出金先がごちゃごちゃになる可能性が大きいからです。
ましてや、クリプトのウオレットアドレスは単なるアルファベットと数字の羅列で、とても覚えられるものではありません。
そこで、Fireblockが提供するのは、そのようなトランザクション管理を可視性が高く、簡単に操作できる高セキュリティなプラットフォーム。
マルチシグにも対応しており、セキュリティのカスタムも柔軟に出来そうですし、インターフェースも非常にスッキリしていて使いやすそうです。
主なユーザーには、Genesis CapitalやGalaxy Digital等の機関投資家が連なります。
【Fireblock】
・出資ラウンド(2019/7現在):Series A
・資金調達額:$16M
・ポジションや提携について
もしご関心ある方いらっしゃいましたら、お気軽に下記のお問い合わせからご連絡を!