みなさま、こんにちは!NYのスタートアップらを毎日取り上げるコラム『クリプト訪ねて三千里』です。記念すべき第10話は、あえて今まで紹介したスタートアップらとは毛色の違うオープンソースプロジェクトであるRubyKubeをご紹介。おそらく今後、このプラットホームを活用したスタートアップも出てくるだろうという期待を込めての取り組みです!
RubyKube: https://rubykube.io/
あなた好みのデジタル資産取引所を作ろう。
Back-endからFront-endまで、自分がいじりたい取引所のモジュールを自由に好き放題調整できてしまうのが、このRubyKubeです。革新的な機能が沢山あるのですが、中でも面白い特徴を抜粋しました。
・ホットウォレットやコールドウォレットの連携
・WebsocketAPIの実装が為されているためHFTにも対応可能
・FIAT入金のみならず、あらゆる決済ゲートウェイにもAPI接続が可能
・同じくオープンソースプロジェクトであるBarongによるKYC
・2FA + multi-sig + DHWC ウォレット (バランスコントロールもカスタマイズ可能)
・Front-end React ライブラリ、TradingViewから取得したトレーディング環境に適したUI
技術的に取引所を作ることはできても、規制の関係上、運営することは難しいかとは思いますが、アナーキズムが盛り上がっているベルリン主体らしいプロジェクトで、デジタル資産取引所の規制が各国で厳しくなってきているのを尻目に、大変清々しい取り組みですね!
【参考文献】
1]早速作ってみようと思った方はこちらのチュートリアルを
https://www.rubykube.io/blog/Tutorials/ranger.html
2]Youtubeの解説動画も大変見やすく参考になります
Comments are closed