クリプト訪ねて三千里:第1197話
Animoca Brandsが7500万ドルを獲得

NFTとブロックチェーンゲームのアニモカブランズは、Kingsway Capital、Liberty City Venturesなどの投資家から7500万ドルを調達したことを発表しました。7,500万ドルの資本注入により、アニモカブランズの評価額は全体で59億ドルに達しました。

7月12日に公開された発表によると、香港に拠点を置く暗号資産ゲーム、NFT、ベンチャーキャピタル企業のアニモカブランズは、7532万ドルを調達しました。新たに調達した資金は、Cosmic Summit Investments、Liberty City Ventures、Kingsway Capital、Alpha Wave Ventures、10T、SG Spring Limited Partnership Fund、Generation Highway Ltdなどの投資家に由来しています。

アニモカブランズは、今回の資金を「戦略的買収、投資、製品開発、人気知的財産(IP)のライセンス確保、オープンメタバースの推進」に充てると説明しています。同社は今回の資金調達で、デジタル財産権の推進も強化する計画だ。

アニモカブランズの共同設立者兼エグゼクティブ・チェアマンのYat Siu氏は、デジタル財産権とWeb3業界について、次のようにコメントしています。「デジタル財産権は、オンライン上のすべての人に影響を与える社会を決定付ける世代交代を意味し、オープンメタバースの出現の舞台となるでしょう。Web3業界と真のデジタル所有権の分野でアニモカ・ブランズのリーダーとしての地位を固めるために、投資家から強い支持を受け続けていることを深く光栄に思っています。”

今回の7500万ドルの調達は、アニモカブランズが1月に行った増資で3億5800万ドルを確保したのに続くものです。その際、アニモカブランズは、3億5800万ドルは、NFTとメタバースの採用を拡大するための資金調達と同時に、買収とIPライセンスに使用されると指摘しました。アニモカブランズは、The Sandbox、Tower Experiment、Tiny Tap、Arc8、Revv Motorsport、Revv Racingといったブロックチェーンプロジェクトを支えています。同社はまた、NBA Top Shot、Opensea、Sky Mavisなどの暗号スタートアップやWeb3プロジェクトに投資しています。

Liberty City VenturesのマネージングパートナーであるEmil Woods氏は、アニモカブランズがブロックチェーン、NFT、ゲーム分野の最前線にいるパイオニアであると考えています。Woods氏は、今後10年で、社会はブロックチェーン技術によって提供されるデジタル財産と所有権を歓迎するようになると見積もっています。「今後10年間で、人類はブロックチェーンに基づくデジタル資産の所有権が日常生活の無数の側面にもたらすゲームを変える力を発見し、受け入れるでしょう」と、Woods氏はアニモカブランズの資金調達発表時の声明で説明しています。

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ABOUTこの記事をかいた人

農耕型・堅実派のアルゴリズムトレーダー。夢はヘッジファンドを自動で運用することです。簡単なプログラミングからパソコンの組み立てまで全て一人でできるバランス感覚の持ち主です。 DeFi(分散金融)をわかりやすくお伝えすべく「クリプト訪ねて三千里」に挑戦しています。