記事の要約
- ETFが既存顧客がメタバース企業をポートフォリオに加えることができるよう、ETFの設計を行うと発表
- BlackRockは仮想通貨関連の投資オプションを増やし続けており、仮想通貨とブロッaチェーンにフォーカスしたETFを欧州の顧客向けに発行している
世界最大規模の資産運用会社であるBlackRockは、メタバース業界からの利益獲得に向けてETFを設計予定だと、Bloombergが報じた。
新しいファンドであるiShares Future Metaverse Tech and Communications ETFは、ニューヨークを拠点とするBlockRockにとってブロックチェーンエコシステムへの最新の進出となる。同社は、欧州の顧客を対象に、ニューヨーク証券取引所ファクトセット・グローバル・ブロックチェーン・テクノロジー上限指数をするトラッキングするiShares Blockchain Technology UCITS ETFを開始したばかりである。
8月、BlackRockはコインベースと提携し、顧客に暗号取引、カストディ、プライムブローカレッジ、レポーティング機能を提供すると発表した。
しかし、メタバースを中心に構成されたETFを発行するのはBlackRockが初めてではない。Franklin Templeton, Invesco, and Fidelityといった企業たちも、その前例である。
昨年から、ビットコイン先物やビットコインの現在地をトラッキングする証券が発行されたりと、ボラティリティの高い仮想通貨やブロックチェーン関連の証券が多く発行されている。直接保有するリスクを抑え、証券という形で既存の投資家へのハードルを下げながら伝統的な金融システムに仮想通貨たちを組み込む動きが進んでいる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
BlockRabbit『クリプト訪ねて三千里』とは。
第924話からのターン。暗号資産、DeFi、NFTに感化された新進気鋭の若手が定期的に登場します!
ユーザー目線でコツコツ嚙み砕いていくコラムもあり、アメリカ発の最新情報など絶妙にサンドウィッチされて生きた情報をお届けいたします。
第596話~第923話まで、バトンタッチを受けたcryptoトレーダーは、DeFiとは何ぞや?ユーザー目線でコツコツ嚙み砕いていくコラムを書いていきました。
~第595話まで
現在の実態経済からは少し離れたところに、もう1つの経済圏がブロックチェーンによって興ると考えるShoが、その興隆を追っていくために毎日1社ずつ界隈のプロダクトを紹介していく超短編気まぐれ日刊コラムであり、メディア記事も幾つかピックアップしてお届けしておりました。