クリプト訪ねて三千里:第992話
バイナンスがインドネシアで暗号資産取引所を開発

バイナンスは、Telkom Indonesiaの8億3000万ドルのベンチャーキャピタル部門が率いるコンソーシアムとジョイントベンチャーを設立しました。バイナンスは、”インドネシアを拠点とする新しいデジタル資産取引所の開発により、インドネシアのブロックチェーン・エコシステムを拡大すること “を目的としています。

ブロックチェーンと暗号資産のインフラストラクチャ・プロバイダーであるバイナンスは水曜日、Telkom Indonesiaの8億3000万ドルのベンチャーキャピタル部門であるMDI Ventures(MDI)が率いるコンソーシアムと合弁会社を設立したことを発表しました。Telkom Indonesiaは同国最大の通信会社です。

この合弁会社の目的は、「インドネシアを拠点とする新しいデジタル資産取引所の開発により、インドネシアのブロックチェーン・エコシステムを拡大すること」と詳しく説明されています。

バイナンスは、世界クラスの資産管理インフラと技術を提供し、新しい取引所プラットフォームの開発をサポートします。

BinanceのCEOであるChangpeng Zhao(CZ)氏は、「Binanceの目標は、ブロックチェーンと暗号通貨のエコシステムを世界的に成長させることであり、インドネシアでのこの取り組みは、その方向に向けた重要なステップです」とコメントしています。

CZ氏は先週、”当社は、組織構造、商品提供、社内プロセス、規制当局との連携方法など、非常に大幅な変更を行っています “と明かしています。

インドネシア政府はこれまで、中国のように暗号通貨を全面的に禁止することはないと表明してきました。インドネシアでは、暗号資産を商品先物と一緒に取引することは認められていますが、通貨として使用することはできません。政府は暗号資産取引所の設立を推進しており、インドネシア銀行は中央銀行のデジタル通貨を検討しています。

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ABOUTこの記事をかいた人

農耕型・堅実派のアルゴリズムトレーダー。夢はヘッジファンドを自動で運用することです。簡単なプログラミングからパソコンの組み立てまで全て一人でできるバランス感覚の持ち主です。 DeFi(分散金融)をわかりやすくお伝えすべく「クリプト訪ねて三千里」に挑戦しています。