Aaveは2017年にフィンランドで生まれました。当初はETHLendとして、ETHを貸すと訳すでしょうか、2018年にICOをして資金調達に成功しています。資金調達額は$16.2 million(約16.2億円)でした。ピアtoピアからピアtoコントラクト(契約)に仕組みを変えたときにAave(アーベ)と改名しています。Aave(アーベ)とはフィンランドでゴーストを意味しています。
Aaveは分散型のレンディングプロトコルであり、特徴的な機能はフラッシュローンです。フラッシュローンとは、担保なしでローンが成り立つ契約です。
昨年4月のTVL(ロックされた総額をドル表示)は$40 million(約40億円)だったのが、今は$5.79B(約5,790億円)です。Aaveは、英国の金融行為監督機構であるFCAの承認を受けています。
V2の変更点は、担保が元のクリプトでなくてもよくなったということ。例えば100 USDTを担保に入れたら、V1では
100 USDTがないとロック解除できませんでしたが、V2は違うクリプトでも相当額があればロック解除が可能となりました。
また、v2では複数資産のフラッシュローンができるとのことです!また、債務をトークン化して、かの革新的な
クレジットデリゲーションが可能となったわけですね。なるほど。
https://blockrabbit.s11dkoba.mixh.jp/crypto-3000_659_aave_aavegotchi/
DeFI(ディファイ)に携わっている方々は圧倒的に時間が足りないと感じている人も多いでしょう。あれもこれもと面白いおもちゃのようなものが常に湧いてくるからですね。何を試そうかといろいろ手を拡げすぎて何もできない、ということも起こりえます。Aaveは触るべき案件です。
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BlockRabbit『クリプト訪ねて三千里』とは。
第596話からのターン。バトンタッチを受けたcryptoトレーダーは、DeFiとは何ぞや?ユーザー目線でコツコツ嚙み砕いていくコラムを書いていきます。
~第595話まで
現在の実態経済からは少し離れたところに、もう1つの経済圏がブロックチェーンによって興ると考えるShoが、その興隆を追っていくために毎日1社ずつ界隈のプロダクトを紹介していく超短編気まぐれ日刊コラムであり、メディア記事も幾つかピックアップしてお届けしておりました。
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