メタマスクはホットウォレットであり、パスフレーズが流出するとメタマスクの中のトークンがすべて盗み取られてしまいます。
ユーザーのシードフレーズを盗もうとする新たなフィッシングボットは、ユーザーを「インスタントサポート」と称するポータルに誘導し、Google Docsのフォームに情報を入力するよう促します。メタマスク社は、Google Docsベースのサポートシステムを持っていないと述べ、詐欺に遭わないようにメタマスクアプリ内の「Get Help」オプションからサポートを求めるようユーザーに呼びかけていますが、一部のユーザーはすでに詐欺に遭っています。
フィッシング詐欺の被害に遭う可能性があるのは初心者ユーザーだけではなく、2020年末には、ハッカーがNexus Mutualの創業者であるHugh Karp氏を騙して、800万ドル相当のNexus Mutualトークン(NXM)約37万個を自分たちの管理下にあるウォレットに送金させています。
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BlockRabbit『クリプト訪ねて三千里』とは。
第596話からのターン。バトンタッチを受けたcryptoトレーダーは、DeFiとは何ぞや?ユーザー目線でコツコツ嚙み砕いていくコラムを書いていきます。
~第595話まで
現在の実態経済からは少し離れたところに、もう1つの経済圏がブロックチェーンによって興ると考えるShoが、その興隆を追っていくために毎日1社ずつ界隈のプロダクトを紹介していく超短編気まぐれ日刊コラムであり、メディア記事も幾つかピックアップしてお届けしておりました。