クリプト訪ねて三千里:第728話
BoA DeFiが脅威

バンク・オブ・アメリカのレポートが面白いことになっているようです。まずはビットコインはただの投機対象であり、価格が上がる以外に価値はないとのこと。それよりもイーサリアムのほうが価値が見いだせる。なぜならばDeFiに破壊的なイノベーションの可能性があるからだとのことです。

まだまだ未熟な技術ではあるけれど、金融サービスの提供ができるプラットフォームができつつあるのは確かに既存の金融業界にとっては驚異的です。

「DeFiは取引に数多くのイノベーションを生み出している。重要な要素は、分散型台帳(技術)によって、法定通貨の取引では別々になっている多くの機能がチェーン上で実行されること」

私もそうは思っていますが、その時期がいつになるのかは全く想像できません。あるいは、これまでのクリプト、ブロックチェーン、DeFi、NFTのようにかなり早いペースで実現するのでしょうか。ビットコインはまだキャズムには至っていない、と言われています。キャズムとは、深い溝のことで、新しいサービスを浸透させるために乗り超えるべき溝のことを言います。まだ、一般的であるとは言えないということですね。しかしながら、ビットコインがキャズムを超えた暁には、DeFiはほとんどタイムラグもなくキャズムに至ってしまうのではないかと考えています。ウォール街はその脅威をつぶそうとするのでしょうか、取り込もうとするのでしょうか、その戦いをこの目で見てみたいものです。

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BlockRabbit『クリプト訪ねて三千里』とは。

第596話からのターン。バトンタッチを受けたcryptoトレーダーは、DeFiとは何ぞや?ユーザー目線でコツコツ嚙み砕いていくコラムを書いていきます。

~第595話まで
現在の実態経済からは少し離れたところに、もう1つの経済圏がブロックチェーンによって興ると考えるShoが、その興隆を追っていくために毎日1社ずつ界隈のプロダクトを紹介していく超短編気まぐれ日刊コラムであり、メディア記事も幾つかピックアップしてお届けしておりました。

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ABOUTこの記事をかいた人

農耕型・堅実派のアルゴリズムトレーダー。夢はヘッジファンドを自動で運用することです。簡単なプログラミングからパソコンの組み立てまで全て一人でできるバランス感覚の持ち主です。 DeFi(分散金融)をわかりやすくお伝えすべく「クリプト訪ねて三千里」に挑戦しています。