クリプト訪ねて三千里:第639話
2017年夏から2021年を考察

https://blockrabbit.s11dkoba.mixh.jp/10-reasons-for-bitcoin-price-to-grow-to-new-heights-in-2017/

「2017年にビットコインが新たな最高値を記録し続ける10の理由」は、2017年夏にビットコインが3000ドルに到達したときのコラムです。我々は歴史を知っているので、この後に2万ドルを超えて、そして2018年はさっぱりだったということを知っています。しかしながら、当時の人からしてみれば、それはそれは注目すべきことでもあり、そしてどうにかして将来を予測しようとしているのです。

まずは、2017年当時は日本がビットコインを受け入れたことがポジティブ材料となっているが昨今の規制の取り締まり具合はむしろネガティブな方向であることは疑いようがありません。グローバルで伸びている暗号資産業界は日本では頭打ちです。

3000ドルはバブルである。」と警鐘を鳴らしている人も当然ながらいます。「今年の夏にはビットコインの値が5000米ドルになるかもしれないと思っています。中には1万米ドルなどと言う人もいますが、これはちょっと強気すぎでしょう。」

→1万米ドルは余裕で達成していますね。

2017年のコラムについて、桁を一つ足してみると現在のコメントと似ている、というのが面白いところだと思います。

1000億米ドルのマーケットキャップ(時価総額)
今は7680億米ドル

ビットコイン価格上昇が続く理由10(2017年版)
非流動性、価格発見は非常に不透明であること
日本が小売店での支払いにビットコインを迅速に採用したこと
ブロックチェーンと仮想通貨をめぐる上昇トレンドの波
ビットコインはベンチマーク
ビットコインがメジャーになりつつあること
マイニングの難易度が大幅に上昇し、取引処理でマイナーが損失を補償されるべきであることボラティリティが内在していること
深刻な下落や反落を伴うメジャーな上昇トレンド
限定供給であること
ネットワークが混雑 していること

まだまだ伸びしろはありそうです。気になるのが中国の動向ですが、中国のDeFiの取り組みってどういうスタンスを取るのかが注目です。

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BlockRabbit『クリプト訪ねて三千里』とは。

第596話からのターン。バトンタッチを受けたcryptoトレーダーは、DeFiとは何ぞや?ユーザー目線でコツコツ嚙み砕いていくコラムを書いていきます。

~第595話まで
現在の実態経済からは少し離れたところに、もう1つの経済圏がブロックチェーンによって興ると考えるShoが、その興隆を追っていくために毎日1社ずつ界隈のプロダクトを紹介していく超短編気まぐれ日刊コラムであり、メディア記事も幾つかピックアップしてお届けしておりました。

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ABOUTこの記事をかいた人

農耕型・堅実派のアルゴリズムトレーダー。夢はヘッジファンドを自動で運用することです。簡単なプログラミングからパソコンの組み立てまで全て一人でできるバランス感覚の持ち主です。 DeFi(分散金融)をわかりやすくお伝えすべく「クリプト訪ねて三千里」に挑戦しています。