BlockRabbit『クリプト訪ねて三千里』とは。
現在の実態経済からは少し離れたところに、もう1つの経済圏がブロックチェーンによって興ると考える筆者が、その興隆を追っていくために毎日1社ずつ界隈のプロダクトを紹介していく超短編気まぐれ日刊コラムです!その日目に留まったメディア記事も幾つかピックアップしてお届けします!
勝手にピックアップ。今日のクリプト界隈の出来事。
・SECがブロックチェーン分析企業を買収したがっている(The Block)
SECがスマートコントラクトの中身を監視できるようなアナリティクスツールを求めていることが同局の声明により判明。
⇒最近クリプトを活用した詐欺における検挙スピード、数共に米国は多いなという印象ですが、規制当局の理解力と実行力が凄まじい。
・2020年第二四半期のSquareのBTCの売上は$875M(The Block)
前期は売上$306M、粗利は$6.7M。今期は売上$875Mで粗利が$17Mと倍々の成長。
⇒Squareのクリプトの取り扱いボリュームが桁違いに躍進しています。足元のBTCの需要を見る上で面白い指標となっています。
・Nasdaq上場のMicroStrategyがBitcoinに投資する方針を示唆(Decrypt)
1年間で同社は$250M分の金、銀、Bitcoinに投資する意欲を公表。USDではないオルタナティブ投資で企業のポートフォリオを分散化させる狙い。
⇒まだまだ狂乱の市場の宴から目を覚ます人々は少ないですが、賢明な判断かもしれません。後続する企業が出てきそう。
今日のスタートアップ・ハント!
Magmo:https://magmo.com/
WE BUILD STATE CHANNELS
Magmoが提案するフレームワークはターン毎で展開するゲームでのみ適用可能です。時間やチャンネル外のデータに依存しない環境下に適しているとも言えます。かなりの制限があるようにも見受けられますが、多くのState Channelのユースケースは、この枠内に収まります。例えば2プレイヤーの戦略ゲーム(チェス、五目並べ、じゃんけん)、おそらくフェアなゲーム(ダイス、ルーレット)、決済、その他多くの事象をState Channelで表現しきることができるのです。