MtGoxの債権債務整理において動きが。BTC、BCH以外のクリプトについては精算して現金化する方針を示唆。
Lightning Labs:https://lsat.tech/
Building the next generation of decentralized, resilient financial infrastructure.
Lightning LabsはBlockchainプロトコルを開発しているスタートアップ。
同社にはTwitterのJack Dorseyも出資しています。
彼らが最近発表したLightning Service Authentication Tokens(LSAT)が面白いので取り上げてみました。
LSATとは、事業者が有料のAPIをLightning Network上に公開することを可能にした独自ツール。
一般的に有料のウェブサービスを購入する際に、ユーザーはメアドやカード情報を記入する必要がありますが、LSATを活用すれば、ユーザーはそのような個人情報を開示せずに、ウェブサービスを享受することができます。
Lightning Networkのトランザクション履歴を参照することで、領収書のようなものを作成します。また通常のCookiesとは異なり、LSATは暗号化されたクレデンシャルを持つ為、個人情報をわざわざ入力しなくも認証ができるという訳。
『初月は無料』という謳い文句が横行している昨今、解約し忘れて被害を被る方が多いですよね。APIを叩く毎に支払いをすることができる同サービスはウェブサービスの支払い体験に革命を起こす予感。
応用例としてはメーター式のAPI。サブスクは通常前払いですが、”サービスを消費すると同時に支払う”という形を提供することも可能。
ストリーミング視聴等、相性の良いウェブサービスは沢山ありそう。
【Lightning Labs】
・出資ラウンド(2020/4現在): Series A
・資金調達額:$12.5M