真のクリエイティビティを後押しするマーケットプレイス!クリプト訪ねて三千里:第367話 Zora

前回のBTC暴落(いつものことですが)でヘッジファンドの明暗が明らかに。Equityにおいては著名なインデックスと比較して、苦戦するファンドが目立ちますが、クリプトにおいてはBTCのパフォーマンスを上回るファンドがチラホラ。

Zora:https://www.ourzora.com/

Marketplace to buy, sell and trade limited-edition goods.

ZoraはNFTを売り買いできるマーケットプレイスを提供しています。

NFTならば何でもという訳ではなく、限定品のみを取り扱っているとのこと。

それだけだと一見パッとしませんが、彼らのVisionの主文に可能性を感じさせられます。

目指しているものがデカい。

 

“Like any community on the internet, internet-owned organizations can scale to billions of people. Unlike communities on the internet, internet-owned organizations can potentially scale to billions in capital. It aligns incentives for creators and their community by giving them real ownership in their creativity.”(原文)

 

”他のインターネット内のコミュニティと同様に、インターネット主体の団体は世界中の人々にスケールさせることができます。コミュニティとは異なり、インターネット主体の団体は、資本を爆発的に増やすことも可能です。クリエイティビティーの自治権を与えることで、クリエイターとコミュニティの目指すものを一致させることができるのです。”(意訳)

 

Decentralizationがもたらすものに1つ、レイヤーの削減があります。

あらゆる仲介業者の除外を意味しますが、言葉にすると呆気ない。

しかし、それによって生じる効用は大きいものだと思っています。

クリエイターにより多くのお金が入ること、またマーケットに近ければ近いほど、”良いものが売れる”というシンプルな原則が起こりやすい(原則通りになる)のだと考えます。

 

余談ですが、Uniswapグループが開発していたデジタル服ブランド、Saint Fameの誕生から、このZoraに繋がるNFT周りの話は、つい2,3年のことだと思いますが、ストーリー性があって面白い。気になる方はこちらのリンクから。まだまだちいさいコミュニティですが、相互に関わり合う有機性が明確に見えるのは、早い段階から身を置いている者の醍醐味。

 

【Zora】

・出資ラウンド(2020/3現在): –

・資金調達額:-

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