近年、コロナ渦の影響や老後資金への懸念が強まる中で、投資による資産運用に関心を持つ人が日本でも増えてきているという。
そんな中で、特に注目を集めているのが仮想通貨(暗号資産)だろう。
ビットコインをはじめとして、ブロックチェーンなどの技術を基にした新たなテクノロジーに投資をする人が増加している。しかし、それらの新たに登場したものにはリスクが伴うことも忘れてはいけない。
例えば、米証券取引委員会(SEC)は3日、未登録でICO(イニシャル・コイン・オファリング)を使った証券を販売したり提供したとして、暗号資産に関わるスタートアップ企業とその創業者を起訴したことが判明した。
本創業者は、2018年1月から未登録でトークンの販売を行い、4,070万ドル(約47億円)を集めていたようだ。
SECによると、ICOによって集められた資金が事業開発に使用される事はなく、当該トークンはそのまま価値を失ったという。
このように、暗号資産の関わる投資商品や投資手法については、まだまだ不透明で未整備な点も多い。
仮想通貨への投資で大金を稼いだという人も多くいるが、この暗号資産という分野には常に未知のリスクが伴うことを忘れてはいけない。
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BlockRabbit『クリプト訪ねて三千里』とは。
第924話からのターン。暗号資産、DeFi、NFTに感化された新進気鋭の若手が定期的に登場します!
ユーザー目線でコツコツ嚙み砕いていくコラムもあり、アメリカ発の最新情報など絶妙にサンドウィッチされて生きた情報をお届けいたします。
第596話~第923話まで、バトンタッチを受けたcryptoトレーダーは、DeFiとは何ぞや?ユーザー目線でコツコツ嚙み砕いていくコラムを書いていきました。
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現在の実態経済からは少し離れたところに、もう1つの経済圏がブロックチェーンによって興ると考えるShoが、その興隆を追っていくために毎日1社ずつ界隈のプロダクトを紹介していく超短編気まぐれ日刊コラムであり、メディア記事も幾つかピックアップしてお届けしておりました。