NYの投資家界隈で話題沸騰。Stakingで着実に資産を増やしてみよう!①

皆さん、こんにちは!クリプト市場も随分盛り上がってきましたので、久しぶりに資産運用系の記事を投稿させていただこうかと思います。

本日はトレードではなく、PoS(Proof-Of-Staking)と呼ばれる合意形成アルゴリズムを採用しているクリプトにおいて有効な、”Staking(ステーキング)”と呼ばれるものをご紹介します。

おそらく読者の皆様のほとんどはPoSについてはご存知かと思いますので、今回はPoSについての説明は省略させていただきます。

もし知らないよ!という方はこちらのリンクからPoSについてご覧いただければ幸いです!

 

さて、昔から存在しているPoSが今更になって何故盛り上がっているのでしょうか。

それはクリプトの時価総額2位(2019年現在は約3兆円)であるEthereumがPoWからPoSに移行するからです。予定では2019年6月末に移行完了とされる見込みですが、これに続いて様々なクリプトでPoSを採用または移行する流れがあります。2019年末までには25%のクリプトでPoSが採用されるとまで言われています。

 

そのような背景の中で、何故NYで特別Stakingが盛り上がっているのかと言いますと、PoSにおいては、トークン保有者は自分が持っているトークンを”Staking”することで、金利のような形でリターンを得ることができるからです。

 

 

Stakingとは、自分が保有しているトークンをロックし、ネットワークの承認プロセスに寄与することで、その報酬を受け取るという行動です。

実際にはStakingとは、抽選に参加するような感覚で、トークンのStaking(抽選)量が多いほど、新しいブロックを生成する権利が得やすくなります。(生成の権利はStakingしている人たちの間でランダムに選定)
*かなりざっくりとした説明ですので、より詳細を知りたい方はこちらを

 

一方、金融的な側面からみると、Stakingとは債券を持っているようなイメージです。債券自体の価格は変動しますが、利率自体の変動はある程度見込みがつきます。このようにリターンを計算しやすい特性から機関投資家から大変な関心を集めているという訳です。

 

金利はクリプトによっても様々で平均的な数値を提示しにくいのですが、Ethereumに関しては2-10%/年、近くの金利が獲得できるとされています。

 

 

通常、Stakingをする場合、ある程度のトークン保有量が求められます。現状Ethereumでは、Stakingをするためには最低でも32ETH保有している必要があります。最低保有量を満たしている方は自分でStakingすることも可能ですが、Staking Poolを活用して、より高い確率でStakingをする選択肢もあります。期待値は変わりませんが、より多くのトークンを一まとめにしてStakingした方が、ブロックを生成する権利をより多く得られる可能性があります。Poolは一般的に手数料がかかりますので、その点も次回の記事で確認していきましょう!

2 件のコメント

  • […] BlockRabbitでも以前取り上げさせていただいたStaking。まだまだ本格的な動きが起こるまで時間がかかるかとは思いますが、それに先んじてStaking代行サービスを提供しているスタートアップをご紹介したいと思います。Stakingについての記事はコチラからご覧ください! […]