AlphaPointはニューヨークを拠点とする企業、ブロックチェーン世界のパイオニアとして名を連ねています。彼らは、固定資産を流動化かつデジタル化し、セキュリティトークンを介してそれら資産を取引可能にするためのソフトウェアを開発しました。
ブロックチェーン、トークンとくれば、もちろん何だか画期的な匂いがプンプンします。とはいえ実際のところ、従来は固定されているはずの資産を流動化かつデジタル化するとは、どういうことなのでしょう? これは直接聞くしかない!ということで、ブロックラビット編集部がさっそく同社に取材、この質問をぶつけてみました。答えてくれたのはセールス部門のシニアバイスプレジデントWilliam Herkelrath氏です。
(上記写真について)大変お恥ずかしいことに編集部のミスで写真を撮り忘れてしまい、ネットから拝借しました….
「伝統的に固定資産に価値があることは誰でも知っています。しかし、実際にその価値に基づいてアクションを起こすのは非常に困難です。そのよい例が、金鉱に眠っている金、ということになるかもしれません。その金を売却するのは、その価値が未知だけに、とても難しい[後略]。権利もなしに、それをどうにか実際に活用できる人などほとんどいないわけです。しかし、トークンのような端数利息モデルを介することで、それは可能です。基本的にその金すべての所有権を築けます。その所有権はその日の金価ぴったりでは売却できないかもしれません。なぜなら[中略]金はまだ地中に埋まっており、それを採掘するのにはコストがかかるからです。しかし[中略]一定の価格はたしかについており、それは地中の金のコストと採掘済みの金のコストを比べた時、適正な価格でありうるのです。そういうわけで、あなたはある日突然、まだ地中にある何かを取引するのは非常に困難な市場から、それがごく簡単な市場に“いく”ことができるようになります。そして、地中に埋まっている金を一定量買って、それを取引できるようになるわけです。」
今回のインタビューでは、この新テクノロジーが従来の金融市場にどんな波を起こす可能性があるのかなどについて、さらに深く踏み込んでいます。英語オリジナルのインタビュー内容を、ぜひ(こちら)からお読みください!