クリプト訪ねて三千里:第26話 KUDOS

みなさま、こんにちは!NYのスタートアップらを毎日取り上げるコラム『クリプト訪ねて三千里』です。昨日のGITCOINのOSSの1つCODEFUNDに引き続き、彼らの提供するOpen Source Softwareの、KUDOSを本日ご紹介いたします!

KUDOS: https://gitcoin.co/kudos/

感謝と人の繋がりの新しい形。

 

KUDOSはGITCOINメンバー間で用いられる感謝の”印”で、今までの感謝の伝え方とは異なる”新しい感謝”の仕組みです。

感謝の印であるバッジ(メダル)自体には価値(値段)がつきますが、そのバッジは特定のスキルや経験を表したものでもあります。

また、それだけではなく誰かから貰ったそのバッジはマーケットで売買することが可能となってます。

要するに今までの経験やスキルを勲章として誰かに授ける/授かることができるというもので、単純に貨幣ではない経済圏を徐々に拡大しつつある、いま筆者が密かに注目しているOSS(オープンソースソフトウェア)の1つです。

勲章をもらうのは勿論嬉しいですし、あげた側も何だか誇らしい気持ちになりますが、OSSを支えるための重要な柱の1つとして機能しています。

・誰と働いたのかひと目で分かる

・長期間の関係性を築くことができる

・他のメンバーのスキルセットが簡単に分かる

・チップとして渡すことができる

・Web3.0、OSSに寄与したことを誇示することができる!

一見冗談っぽく、ふざけたプロジェクトだと思われるかもしれませんが、ノーベル賞やオリンピックの金メダルを目指すのも同義だと私は考えます。勿論、前者と同様の権威と意義を持つには、それなりの認知度と功績、社会的信頼性を培わなければなりませんが、ミレニアル、特にエンジニアはこういう遊び心に惹かれて広がっていくのではないかなと期待しています!