クリプト訪ねて三千里:第990話
ステーブルコインの普及と利用者保護

前回の投稿で、円やドルといった法定通貨と価値が連動する「ステーブルコイン」という暗号資産およびステーブルコインに関する法規制について扱った。

国が新しい技術を導入・普及していく上で、技術の利用者に対するリスクを可能な限り排除する必要がある、特に投資という常にリスクが伴う分野では、投資家の保護という点は非常に重要であると考えられる。

その点、政府が「ステーブルコイン」に関する法整備を進めている現状を見ることができる。前回は、ステーブルコインの発行に関する規制対象として、銀行や時間移動業者があると説明したが、今回その規制対象に信託会社が加えられる方針であることが判明した。

詳細は、12月の金融庁の作業部会で検討されるという。

今後の暗号資産の普及に向けて、様々な面で利用者保護の観点から規制が次々と発生するだろう。

今後もそれらの動向を見ていきたい。

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BlockRabbit『クリプト訪ねて三千里』とは。

第924話からのターン。暗号資産、DeFi、NFTに感化された新進気鋭の若手が定期的に登場します!
ユーザー目線でコツコツ嚙み砕いていくコラムもあり、アメリカ発の最新情報など絶妙にサンドウィッチされて生きた情報をお届けいたします。

第596話~第923話まで、バトンタッチを受けたcryptoトレーダーは、DeFiとは何ぞや?ユーザー目線でコツコツ嚙み砕いていくコラムを書いていきました。

~第595話まで
現在の実態経済からは少し離れたところに、もう1つの経済圏がブロックチェーンによって興ると考えるShoが、その興隆を追っていくために毎日1社ずつ界隈のプロダクトを紹介していく超短編気まぐれ日刊コラムであり、メディア記事も幾つかピックアップしてお届けしておりました。

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