個人間でのやりとりがシームレスで実現できる一方で、自律分散型すなわち管理者不在のため、操作不備による投資家の保護を管理者に求めることができないといった課題も見えてきています。
金融・ITリテラシーの格差により、ブロックチェーン技術への恩恵を受けることができる者とできない者に分かれてしまうのは本懐でなく、今後のユーザー目線での技術革新が必要です。仲介不要の分散型金融が成長する中、さらには金融そのものが存在しない概念としてやり取りができる社会が来ることも想定します。
これは、長らく価値の仲介手段としてのお金の存在に疑問を投げかけるような形でもあり、今後は信用=金融資産といった区別のつきにくい社会の中でいかにうまく価値を運用するかが問われています。
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BlockRabbit『クリプト訪ねて三千里』とは。
第924話からのターン。暗号資産、DeFi、NFTに感化された新進気鋭の若手が定期的に登場します!
ユーザー目線でコツコツ嚙み砕いていくコラムもあり、アメリカ発の最新情報など絶妙にサンドウィッチされて生きた情報をお届けいたします。
第596話~第923話まで、バトンタッチを受けたcryptoトレーダーは、DeFiとは何ぞや?ユーザー目線でコツコツ嚙み砕いていくコラムを書いていきました。
~第595話まで
現在の実態経済からは少し離れたところに、もう1つの経済圏がブロックチェーンによって興ると考えるShoが、その興隆を追っていくために毎日1社ずつ界隈のプロダクトを紹介していく超短編気まぐれ日刊コラムであり、メディア記事も幾つかピックアップしてお届けしておりました。