Coinbaseが分析ソフトを諜報機関に売却、Zcashの秘匿マイニング。クリプト訪ねて三千里:第479 話 dfuse

BlockRabbit『クリプト訪ねて三千里』とは。

現在の実態経済からは少し離れたところに、もう1つの経済圏がブロックチェーンによって興ると考える筆者が、その興隆を追っていくために毎日1社ずつ界隈のプロダクトを紹介していく超短編気まぐれ日刊コラムです!その日目に留まったメディア記事も幾つかピックアップしてお届けします!

勝手にピックアップ。今日のクリプト界隈の出来事。

 

・Coinbaseがブロックチェーン分析ソフトを政府の諜報機関に売却?(The Block)

4年間の提携で総額2000万円近い契約金を支払い、諜報機関はCoinbaseの分析ソフトを利用できる権限を有しました。

 

⇒以前から売却の噂があった同分野ですが、4年間の提携を締結した模様。日本でも同分野のスタートアップとかあれば、取引所もしくは政府部門への売却とかでExitできるかも?

 

・Zcashの最新のハードフォークはマイニングを秘匿化する(Coindesk)

Zcashの最新のハードフォーク”Heartwood”で、マイナーはプライベートアドレスに直接マイニング報酬を獲得することが可能となります。

 

⇒コインの生成から送金までを全て秘匿的に処理することができるようになった今回のハードフォーク。ロンダリングに最適化された今回の仕様。一定層がマイニングに参入する動機としては充分でしょう。

 

今日のスタートアップ・ハント!

 

dfuse:https://www.dfuse.io/en

Slick blockchain APIs to build world-class applications 

 

dfuseはブロックチェーンに簡単に接続できるAPIを開発する企業。独自のAPIはレイテンシーが無い構造で構築されている為、リアルタイムで更新が可能。ライトニングネットワークへの接続と不可逆なトランザクションの実行も可能。

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