ConsenSysのStakingサービスと、直近29カ月で最大のマイニング難易度の調整。クリプト訪ねて三千里:第447 話 cChannel

BlockRabbit『クリプト訪ねて三千里』とは。

現在の実態経済からは少し離れたところに、もう1つの経済圏がブロックチェーンによって興ると考える筆者が、その興隆を追っていくために毎日1社ずつ界隈のプロダクトを紹介していく超短編気まぐれ日刊コラムです!その日目に留まった記事も幾つかピックアップしてお届けします!

*先日から少しフォーマットを変えてお送りします!面白いスタートアップやプロジェクトの紹介だけでなく、その日個人的に目に留まった記事をピックアップしてお届けします!

勝手にピックアップ。今日のクリプト界隈の出来事。

 

・ConsenSysがEthereum2.0のStakingサービスを提供予定(The Block)

Joseph Lubin率いるEthereumの開発スタジオConsenSysがStaking As A Serviceを提供することが明らかに。

⇒同社はEthereum系のプロジェクトのインキュベーション的な立ち位置として長年寄与してきましたが、収益を稼ぐような実業は今回が初の取り組みではないでしょうか。BysonTrailsやFigment Network等、NYには競合が多数いるので、ここら辺のスタートダッシュも見所。

 

・2018年以降でマイニング難易度の調整(上昇)幅が最大に(The Block)

先週の火曜日にBitcoinのマイニング難易度が調整されましたが、2018年の1月に観測された16.84%に次ぐ14.95%と大きな上昇率となりました。

⇒2018年の、1月といえば2017年のバブルが崩れ、急激な価格下落が起こっていた月。だからこうだ、ということでもないです。3月にはこれまたかなり大きなマイナス調整(-15.95%)があったばかりでしたので、ある程度マイナーが戻ってきたことを示唆しているだけ。

 

今日のスタートアップ・ハント!

 

cChannel:https://anader123.github.io/compound-channels/

Earn interest while sending payments off chain.

cChannelはオフチェーンで決済をしながら金利を稼げるツール。

これだけだと何を言っているのか訳が分からないと思いますので、もう少し説明を。

 

cChannelにお金を入れると、自動的にCompoundにロックされて金利を稼ぎます。チャンネルが閉じられるとCompoundへのロックも解除され獲得した金利も同時に受け取れるというモノ。

 

送金元は金利を稼げて、着金元はスマコンで確実にお金をロックしてもらうことで安心して決済を行うことが可能。オフチェーンでやり取りさせている間にオンチェーン上で金利を稼ぐという、この発想はすごい。スケール問題にも1つの解を提示していますし。

 

・出資ラウンド(2020/6現在): –

・資金調達額:-

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