今年6月にNYで開催されたQuery Conferenceに、ご縁があって光栄にも参加させていただいた折、門外漢ながら一からQueryについて勉強しました。現行のWeb2.0システムにおいて、データの送受信に関わるQueryには主にセキュリティに関して様々な課題があるとカンファレンスで触れられていた中、Web3.0におけるQuery問題は、Web2.0とはまた異なる次元で、まずはデータの形式を揃えるところからということらしいです。見えない部分に多大なリソースを割かなければならないのは、何でも同じですね。
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Scalable queries for a decentralized future
The GraphはDappがブロックチェーンからデータを取得したり、送信するためのツールを提供しています。現状IPFSやEthereumでも安いストレージ、アトミックトランザクションを利用することができますが、そのデータは直接アプリ内で処理できる形式で格納できる訳ではありません。
The Graphでは、Facebookがオープンソースで提供しているGraphQLを活用しており、APIで簡単にデータをリクエストして、送信し、異なるデータソースを統合させることができます。
【The Graph】
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