個人的に、アリペイやPayPay等、バーコードの決済アプリは何だか微妙な使用感です。スマホを出して、起動して、アプリを立ち上げて、支払いボタンを押して、バーコードを読み込んで、とものの数秒の動作ですが、これが僕には大変大きなハードルのように感じられます。PASMOでピッと済ませられるインフラがある中、決済領域においてはNFC(Near Field Communication)という非接触型の決済端末はデフォルトで装備しなければならないものだと思います。(最近ではPASMOを取り出すことでさえ面倒くさい。。)

Tangem:https://tangem.com/
The first smart banknote for digital assets
TangemはPASMOのように独自のカードをスマホにタッチしてクリプトを入出金したりすることができるカードです。実物は下記のようなもので、PASMOよりも小さいです。
実際に使用してみたところ、筆者のGoogle Pixel3に当ててみると自動でアプリが立ち上がり、カードの中身(残高)が見られました。送受信したい場合はそのアプリから、操作する必要があります。
同カードにはチップが埋め込まれており、その中にプライベートキーが記述されているため、実質ハードウォレットのような製品とも言えます。
他にもユースケースとしてIDカードや、チケットとクリプトに限らず色々な方面での利用を検討しています。
【Tangem】
・出資ラウンド(2019/8現在): Ventures Round
・資金調達額:$15M
・ポジションや提携について
もしご関心ある方いらっしゃいましたら、お気軽に下記のお問い合わせからご連絡を!