クリプト訪ねて三千里:第1238話
投資運用大手のインベスコがメタバースファンドを立ち上げ

投資運用大手のInvescoがメタバースファンドを立ち上げ、メタバース技術に焦点を当てた無数のスタートアップに投資すると、Citywireのレポートが月曜日に詳述しています。InvescoのファンドマネジャーであるTony Roberts氏は、「我々は、高度に選択的で、評価を意識したアプローチを通じて、これらの機会を活用することを目指す」と説明しています。

インベスコのメタバースファンドは、仮想世界、非ファンジブルトークン(NFT)、拡張現実、プレイトゥイヤー(P2E)ゲーム、人工知能(AI)などのメタバース技術に特化した世界の中小・大型企業に投資するとのことです。

このファンドはInvescoのファンドマネージャーTony Robertsと副ファンドマネージャーJames McDermottroeによって運用される予定であるという。ロバーツ氏は、メタバースの将来の成長をめぐる非常に楽観的な予測があると詳述している。「2030年までに、仮想現実と拡張現実は世界経済に1.4兆ポンドの後押しをすることができると推定されています」とロバーツ氏は月曜日に述べました。7月31日現在、インベスコは運用資産(AUM)が1兆4400億ドルであることを明らかにしている。

インベスコのメタバース・ファンドに関するニュースは、今年に入ってからメタバースに参入する企業や組織が続出していることを受けてのものです。例えば、韓国の電子機器大手サムスンが “ギャラクシーNFT(non-fungible token)エコシステム “を立ち上げるために6社との覚書にサインしたことを、最近詳しく報じている。月曜日に発表されたレポートによると、インベスコのメタバースファンドは、仮想世界と相互接続への扉を開く技術に資本参加することを目的としているとのことです。

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ABOUTこの記事をかいた人

農耕型・堅実派のアルゴリズムトレーダー。夢はヘッジファンドを自動で運用することです。簡単なプログラミングからパソコンの組み立てまで全て一人でできるバランス感覚の持ち主です。 DeFi(分散金融)をわかりやすくお伝えすべく「クリプト訪ねて三千里」に挑戦しています。