クリプト訪ねて三千里:第1129話
ウィズダムツリー 暗号資産は新しい資産クラス

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780億ドルを運用する資産運用会社ウィズダムツリーの幹部は、暗号通貨について語り、新しい資産クラスに該当すると述べました。
ウィズダムツリーは、米国と欧州の子会社を通じて、ニューヨークに本社を置く上場投資信託(ETF)および上場商品(ETP)のスポンサーおよび資産運用会社です。同社は、株式、コモディティ、債券、レバレッジド・アンド・インバース、通貨、暗号通貨、オルタナティブ戦略をカバーする商品を提供しています。ウィズダムツリーの米国証券取引委員会(SEC)への最新の提出書類によると、現在、全世界で778億ドル超の運用資産を有しています。

ガスリー氏は「これが今後も続くトレンドかどうかを巡って憶測が飛び交う時期は過ぎている」と強調しています。暗号通貨は新たな資産クラスとして確固たる地位を築いており、まさに人々が無視できない存在となっています。

投資家は今後、デジタル資産市場へのアクセス能力に基づいてサービスプロバイダーを選ぶようになるだろうと説明しました。

ウィズダムツリー幹部は、多くのプラットフォームが相互運用性を重視した「マルチブロックチェーンの未来」に向かって力強く進化していると付け加えました。また、このことは「多くの人々にとって投資の幅を広げるものであり、それは…様々なプロトコルに対して資本を投入する機会があることを意味します」とも述べています。

しかし、暗号資産の業界が今後10年間にどのように進化していくかという不確実性が、暗号市場の高いボラティリティにつながっています。ガスリー氏は、投資家がこの新しい資産クラスに投資する際には、このことを念頭に置いておく必要があると強調しました。

「ポートフォリオの50%を暗号通貨に投資すべきと主張する人はいないと思います。このように、リスクを考慮した配分を行うことが重要です」と述べています。彼の資産運用会社では、他の資産クラスの扱い方と同様に、リスク調整アプローチの一環として、ポートフォリオの1%から5%を暗号通貨に割り当てていると考えていると、彼は伝えました。現在、世界人口の2%ほどが暗号資産に関与しており、それは拡大する一方だ “と付け加えました。

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現在の実態経済からは少し離れたところに、もう1つの経済圏がブロックチェーンによって興ると考えるShoが、その興隆を追っていくために毎日1社ずつ界隈のプロダクトを紹介していく超短編気まぐれ日刊コラムであり、メディア記事も幾つかピックアップしてお届けしておりました。

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