DeFi取引プラットフォーム「Hashflow」がブリッジレスなクロスチェーンスワップを導入
分散型金融(DeFi)取引プラットフォームHashflowは、スリッページや厄介なクロスチェーンブリッジを使用せずに、ネイティブ同士のスワップを可能にする新機能を導入すると発表しました。
Hashflowの取引プラットフォームは、プロのマーケットメーカーがトークン価格を設定する、見積依頼(RFQ)モデルを採用しています。
Hashflowとは異なり、ほとんどの著名なDeFi取引プラットフォームは、取引を促進するために自動マーケットメーカー(AMM)を使用していますが、大規模なAMM取引は高いスリッページ(スワップの進行中にトークンの価格が変化すること)につながる可能性があります。
Hashflowでは、「基本的にオフチェーンで価格発見を行った人に見積もりを依頼することになるので、結果として本質的により良い価格を得ることができる」とHashflowの創設者Varun Kumar氏はCoinDeskに語っています。
Hashflowはネイティブ同士のスワップを可能にします。つまり、ユーザーは問題を起こしやすいクロスチェーンブリッジに頼る必要はなく、チェーン間でスワップする際にトークンの「ラップ」バージョンを受け取ることはありません。
Hashflowのクロスチェーン取引機能は現在アルファモードで、発売時にはEthereum、Avalanche、BNB Chain、Arbitrum、Polygon間のスワップをサポートする予定です。
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現在の実態経済からは少し離れたところに、もう1つの経済圏がブロックチェーンによって興ると考えるShoが、その興隆を追っていくために毎日1社ずつ界隈のプロダクトを紹介していく超短編気まぐれ日刊コラムであり、メディア記事も幾つかピックアップしてお届けしておりました。