日本在住の外国人記者による、暗号資産に関する考え方をご紹介します。少し違った視点があって面白いです。
A Primer on Accessing Cryptocurrency in Japan
https://blog.gaijinpot.com/a-primer-on-accessing-cryptocurrency-in-japan/
日本で暗号資産を使うためには、取引所を利用する必要があります。日本で最大の暗号資産取引所はビットフライヤー、次点でCoincheckです。コインベースも日本進出を果たし、使えるようになったのですが、「コインベースを使い続けるためには、日本国籍であることや米国で課税されていないことなど、一定の条件を満たす必要がある」という通達があったとのことです。外資系暗号資産取引所はこのようなルールを持っていることが多いです。
各取引所には独自の手続きやルールがあり、それぞれが対応が異なるというところでしょう。特にアメリカ人が口座開設するのには、規制が複雑なために問題が発生する可能性があります。
グローバルに考えると、日本からのアクセス手段として、Binance、Kraken、PayBisがあり、豊富な取引ペア、取引ボット、レバレッジを希望する場合は、KuCoinを思いつくとのことです。
日本での取り組み
日本での暗号資産の導入がどのように進んでいくかは未知数です。高齢化が進み、比較的大きな金額の支払いであっても、現金での取引に頼る人が多いからです。
しかし、交通機関や少額の買い物では、キャッシュレス決済が一般的になってきています。日本中の駅やコンビニエンスストアで、毎日のように見かけるようになりました。さらに、2021年には楽天グループが、デジタル決済ウォレット「楽天ペイ」や「楽天ポイント」のチャージに一部の暗号資産が使えることを発表しました。
さらに、日本での暗号資産の取引は成長を続けており、2021年には取引量が前年を上回りました。また、米国では初のビットコイン先物取引所連動型ファンドが登場し、世界的に主流化の流れを示しています。
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BlockRabbit『クリプト訪ねて三千里』とは。
第924話からのターン。暗号資産、DeFi、NFTに感化された新進気鋭の若手が定期的に登場します!
ユーザー目線でコツコツ嚙み砕いていくコラムもあり、アメリカ発の最新情報など絶妙にサンドウィッチされて生きた情報をお届けいたします。
第596話~第923話まで、バトンタッチを受けたcryptoトレーダーは、DeFiとは何ぞや?ユーザー目線でコツコツ嚙み砕いていくコラムを書いていきました。
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現在の実態経済からは少し離れたところに、もう1つの経済圏がブロックチェーンによって興ると考えるShoが、その興隆を追っていくために毎日1社ずつ界隈のプロダクトを紹介していく超短編気まぐれ日刊コラムであり、メディア記事も幾つかピックアップしてお届けしておりました。