クリプト訪ねて三千里:第1050話
BNB Chainと改名

Binanceがブロックチェーン・エコシステムの名称を変更し、BNB Chainと改名しました。Binanceがブロックチェーンやそのトークンと直接関連することを望まないことを示唆しています。

これまでBinance Smart Chainとして知られていた同社のブロックチェーン・エコシステムは、現在BNB Chainに改称され、そのトークンであるBNB(かつてBinance coinとして知られていた)は、現在 “Build and Build “と改称されています。
BinanceのCEOであるChangpeng “CZ” Zhao氏がBNBは「Build’N Build」、つまりコミュニティを構築し、コミュニティに構築させることを意味するとツイートしております。

Binanceの名前がなくなることで、BNB Chainは「イノベーションを求めるためのより多くの機会と自由を得ることができる」としています。また、BNBチェーンはマルチチェーンになるという。

“BNBチェーンは、GameFi、SocialFi、Metaverseなどの大規模なアプリケーションを受け入れます。

名前の変更とともに、バイナンスはMetaFiという新しいコンセプトを打ち出しました。Meta(メタデータ)とFi(デファイ)という2つの言葉を組み合わせたものです。MetaFiを通じて、BNB Chainコミュニティは、GameFi、SocialFi、Web3、NFTなど、様々なプロジェクトのインフラを一つの傘の下に構築することを目指しています。

“MetaFiは、異なるプロジェクトやブロックチェーン間のシームレスな相互運用を可能にするパラダイムシフトを実現することを約束する、未来のすべてを網羅したエコシステムです。”とBinanceは述べています。”これらの異なるブロックチェーンプロジェクトの組み合わせは、世界中のユーザーにサービスを提供する本格的なパラレルエコシステムを可能にします。”

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BlockRabbit『クリプト訪ねて三千里』とは。

第924話からのターン。暗号資産、DeFi、NFTに感化された新進気鋭の若手が定期的に登場します!
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第596話~第923話まで、バトンタッチを受けたcryptoトレーダーは、DeFiとは何ぞや?ユーザー目線でコツコツ嚙み砕いていくコラムを書いていきました。

~第595話まで
現在の実態経済からは少し離れたところに、もう1つの経済圏がブロックチェーンによって興ると考えるShoが、その興隆を追っていくために毎日1社ずつ界隈のプロダクトを紹介していく超短編気まぐれ日刊コラムであり、メディア記事も幾つかピックアップしてお届けしておりました。

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ABOUTこの記事をかいた人

農耕型・堅実派のアルゴリズムトレーダー。夢はヘッジファンドを自動で運用することです。簡単なプログラミングからパソコンの組み立てまで全て一人でできるバランス感覚の持ち主です。 DeFi(分散金融)をわかりやすくお伝えすべく「クリプト訪ねて三千里」に挑戦しています。